M-SOLUTIONSが「機密保護プロンプト」を特許取得
日本のテクノロジー企業、M-SOLUTIONS株式会社が特許第7814358号を取得し、機密情報を守る技術「機密保護プロンプトを用いた文章生成システム」を発表しました。本システムは、生成AI利用時における機密情報の漏えいリスクを軽減し、安全かつ効率的に文章を生成するために設計されています。
特許技術の概要
この文章生成システムでは、ユーザーが入力した指示文中の機密情報を特定し、ハッシュ化技術を用いて記号化した後、その情報を基にプロンプトを生成します。ユーザーが生成AIサーバに送信する際には、機密情報が実際には含まれていない状態になり、生成された結果を受け取ってから、元の文言へ復元する仕組みが採用されています。これにより、情報漏えいのリスクを大幅に低減します。
さらに、この技術では動的なプロンプト生成を可能にするため、使いやすい入力フォームとテンプレートの設計が施されています。ロスのないプロセスで機密情報を扱いつつ、必要な文書を効率的に出力し、履歴も管理できるため、業務の中で生成AIを活用する際も快適さが損なわれません。
「Smart at AI for kintone Powered by GPT」の活用
M-SOLUTIONSの「Smart at AI for kintone Powered by GPT」は、この特許技術を基にしたkintone連携サービスです。このサービスは2023年10月に提供を開始し、すでに1300を超えるユーザーに利用されています。特に、業務で生成AIを安心して利用したい企業や組織から高い支持を受けています。ユーザーは、kintoneアプリ内のデータをプロンプトに簡単に挿入でき、アプリ毎にプロンプトを設定することができ、業務フローの中でスムーズに生成AIを活用することが可能です。
「Smart at AI」では生成UIに送信する情報を事前にハッシュ化し安全性を確保。機密フィルタ機能による管理が可能なため、今後ますます多くの企業がこの技術を取り入れ、業務効率化が進むと考えられています。
特許情報
この特許は、発明の名称が「機密保護プロンプトを用いた文章生成システム」で、発明者には植草学と高橋史樹が名を連ねています。出願は2023年10月27日、特許登録日は2026年2月5日となっています。
M-SOLUTIONS株式会社の概要
M-SOLUTIONS株式会社は、「情報革命で人々を幸せに 新たな価値を創造する」という理念のもと、さまざまな分野で事業を展開しています。2000年に設立され、東京都豊島区に本社を構えています。今後も公共事業を中心に、さらなる価値を提供していく所存です。
詳細やサービスについてのお問い合わせはM-SOLUTIONSのコーポレートサイトやサービスサイトをご覧ください。