ソフトバンクと高校が共同で取り組む「未来へつなぐ農業プロジェクト」
ソフトバンク株式会社の子会社であるSBプレイヤーズ株式会社と栃木県立那須拓陽高等学校は、共同で「未来へつなぐ農業プロジェクト」を推進しています。このプロジェクトは、地域活性化と環境問題の解決を目標に、持続可能な農業の実現や担い手不足の解消を目指しています。
2023年5月に連携協定を締結した両者は、那須拓陽高等学校の圃場での多収米品種の栽培や農業に関する実証実験、環境学習などを実施しています。
環境に配慮したゴミ袋を制作
このプロジェクトの一つの成果として、環境に配慮したゴミ袋が制作されました。このゴミ袋は、プロジェクトで栽培した米から生成されたバイオマスプラスチックを原料とし、那須拓陽高等学校の生徒たちのアイデアが詰まったデザインとなっています。
ゴミ袋のデザインは、生徒たちが手掛け、原料に米由来のバイオマスプラスチックを使用していることから、稲が地球を守るように抱きしめているイメージが表現されています。製造は、那須塩原市のフィルムメーカーであるサンプラスチック株式会社に依頼しました。
地域貢献にも繋がる取り組み
このゴミ袋は、那須拓陽高等学校内で使用されるだけでなく、2024年9月21日(土)に那須塩原市内で開催されるゴミ拾いイベントでも使用される予定です。
今後の展望
SBプレイヤーズと那須拓陽高等学校は、今後もこのプロジェクトを通じて、地域社会に貢献していくことを目指しています。農業の担い手不足や環境問題の解決に貢献し、持続可能な農業の実現に向けて取り組みを続けていきます。