新消火技術の採択
2026-08-06 11:25:21

林野火災防止に向けた新技術「K/SMOKE LIQUID」が採択される

林野火災を防ぐ新たな希望



近年、世界各地で増加している林野火災は、その影響を大きく広げており、特に日本でも問題視されています。これに対し、ヤマトプロテック株式会社が開発した新消火剤「K/SMOKE LIQUID」を用いた研究が、このほど消防庁の支援を受けて本格的に始まることが決定しました。この研究は「令和8年度消防防災科学技術研究推進制度」の一環として実施され、多くの期待が寄せられています。

消火の新たな課題



林野火災の消火において、いくつかの課題が挙げられます。それは、火災の再燃や水源の確保、空中消火時の効率的な散布、そして使用される消火薬剤が環境に与える影響などです。これらの問題に真正面から向き合うため、ヤマトプロテックは「K/SMOKE LIQUID」を開発しました。この消火剤は、林野火災における消火性能と延焼抑制の効果を高めることを目指しています。

「K/SMOKE LIQUID」の特長



「K/SMOKE LIQUID」は、水、カリウム、リンの三つの成分を主成分としています。特にリンは、発火を抑制する効果があり、消火時に付着することで持続的に再発火を防ぐ役割を果たします。これにより、消火活動の効率が大幅に向上することが期待されます。また、同製品は2025年度のグッドデザイン賞を受賞しており、そのデザインと機能性が高く評価されています。

環境への配慮



環境負荷を考慮した消火剤の開発も重要なポイントです。当社の製品は、消火効果が高いだけでなく、自然環境にも優しい設計となっているため、多くの林野火災のケースで効果を発揮することが期待されています。これにより、持続可能な防災活動に寄与することが可能となるでしょう。

国土交通省の認定を受けた製品



さらに、「K/SMOKE LIQUID」から派生した木質耐火部材「消火木™-しょうかもく-」は、国土交通省の大臣認定を取得しており、実用化に向けた動きも進んでいます。このように、ヤマトプロテックは消火装置や関連技術の革新を追求し続けています。

会社概要



ヤマトプロテックは、1918年に創業した企業で、東京都港区に本社を構えています。消火装置や火災警報装置など、幅広い防災関連商品の設計と製造を行っており、国内外で多くの実績を持ちます。現在、ヤマトプロテックでは381名の社員が働いており、グループ全体では744名に達しています。売上高は359.9億円、経常利益は67.6億円という結果を残しています。

今後の展望



新消火技術「K/SMOKE LIQUID」を用いた研究プロジェクトは、林野火災に立ち向かうための第一歩です。今後、技術が実用化されることで、全国各地での林野火災防止に寄与し、より安全な社会の実現へとつながることが期待されています。ヤマトプロテックの取り組みは、消火技術のみならず、環境保護にも寄与する注目の研究です。


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会社情報

会社名
ヤマトプロテック株式会社
住所
東京都港区白金台5-17-2
電話番号
03-3446-7151

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