ISAK開校に寄せて
2014-08-25 09:52:38

インターナショナルスクール・オブ・アジア軽井沢が開校、世界から集まる多様な高校生

インターナショナルスクール・オブ・アジア軽井沢(ISAK)が開校



2014年8月、長野県軽井沢に新しい教育機関、インターナショナルスクール・オブ・アジア軽井沢(ISAK)が開校しました。この学校は世界中から一期生を集め、多文化共生の理念に基づいて教育を行う国際高校です。

多国籍な学生が集う環境


ISAKは、2014年度の入試において233名の応募を受け、合格率は4.67倍という高倍率を誇りました。応募者の約66%は海外からであり、アジア太平洋地域を中心に、15カ国から生徒が集まりました。出身国は日本を含む21カ国に及び、まさにグローバルな環境が整っています。

リーダーシップを育む教育方針


ISAKの教育では、リーダーシップは持てる立場や権威から来るものではなく、誰もが磨くことのできる「スキル」と捉えています。学生には次の3つの力を養うことが期待されています。第一に多様な価値観を受け入れ、効果的に活かす力。第二に、解決すべき問題を見出す力。そして、失敗を恐れずに行動する力です。

これらのスキルは、「マインドフル・セルフディシプリン」や「デザイン思考」といった教育プログラムを通じて育まれ、生徒はそれぞれの価値観やバックグラウンドを尊重しつつ、社会に新しい価値を提供できるリーダーへと成長していきます。

全寮制で真の多様性を実現


ISAKは全寮制の設立であり、約77%の生徒がアジア太平洋地域を中心に海外から来ています。特に、奨学金制度を設けることで、さまざまな経済的背景を持つ生徒を受け入れ、真の多様性を実現しています。このような環境で共に学ぶことで生徒同士が互いに刺激を与え合い、成長し合うことができるのです。

世界に通用する教育プログラム


ISAKでは、国際バカロレア(IB)ディプロマ・プログラムを全ての生徒が受講することが予定されています。このプログラムは、卒業生が世界中の大学に進学する際の大きなアドバンテージとなります。他校にはIBプログラムを部分的に導入しているところはありますが、全生徒が受講する高校はISAKが初めてです。

資金の調達と地域との連携


ISAKの設立は、多くの企業や個人からの寄付によって支えられています。設立資金は14億円に上り、これにより教育環境を整えています。また、地域との連携を大切にし、地元の文化に根ざした柔軟な教育方針を展開していくことを追求しています。

今後の予定


2014年10月1日からは2015年度の入試募集要項が公開され、同月中には学校説明会やオープンキャンパスも予定されています。次世代を担う多様なリーダーを育成するために、ISAKの教育は今後ますます注目されていくことでしょう。

インターナショナルスクール・オブ・アジア軽井沢は、学生たちに多様性と国際性を兼ね備えた教育を提供し、未来のリーダーとしての資質を育他てる急成長中の学校です。全ての生徒が国を超え、共に学ぶ姿勢を大切にし、社会に貢献できる人材となることが期待されています。

会社情報

会社名
学校法人ユナイテッド・ワールド・カレッジISAKジャパン
住所
長野県北佐久郡軽井沢町長倉5827-136
電話番号
0267-46-8623

トピックス(その他)

【記事の利用について】

タイトルと記事文章は、記事のあるページにリンクを張っていただければ、無料で利用できます。
※画像は、利用できませんのでご注意ください。

【リンクついて】

リンクフリーです。