日本の人事部HRカンファレンス2024 -秋-
2024年11月8日に開催された「日本の人事部HRカンファレンス2024 -秋-」では、株式会社インターネットインフィニティーが「仕事と介護の両立支援」に関する講演を行いました。このカンファレンスは、日本最大のHRネットワークである『日本の人事部』が主催し、経営者や人事担当者が集まり、知識を共有する重要な場となっています。
講演の詳細
講演は午後4時から約50分間にわたってオンラインで行われ、参加者は68名でした。講演のテーマは「来年4月に法改正へ仕事と介護の両立支援制度対応への準備・立ち上げ方法を徹底解説」。登壇者には、執行役員の播本賀彦氏と介護支援専門員の吉井しのぶ氏が名を連ねました。これにより、参加者たちは新しい法制度に即応した支援施策について深く学ぶ機会を得ました。
HRカンファレンスとは
HRカンファレンスは、2009年から始まり、経営者、管理職、人事担当者が一堂に会するイベントです。このカンファレンスは、経営における「人」と「組織」の重要性を再認識させる場として、毎回多くの参加者を集めています。多様な業界からのリーダーたちが、お互いの成功事例や課題を共有し、それに基づいた新しいアイディアの創出が期待されます。
介護支援制度『わかるかいごBiz』の紹介
講演内では、特に注目されたのが「わかるかいごBiz」という介護支援サービスです。このサービスは、介護に関する負担や不安を抱える従業員に対して、様々な支援を提供します。まずは「実態把握調査」を通じ、自社における仕事と介護の実態を把握し、その上で必要な支援策を検討します。さらに、電話やメールでの「介護コンシェルジュ」による相談サービスもあり、ケアマネジャーや介護施設に関する情報も提供されます。
このサービスの他にも、「介護セミナー」や「介護情報ウェブサイト」があり、それぞれ介護についての基礎知識や具体的な施策について情報提供を行っています。これにより、従業員が安心して仕事と介護を両立させるためのサポート体制が整っているのです。
まとめ
このHRカンファレンスでは、日本が直面する介護と仕事の課題に対する具体的な解決策が提示され、参加者は新たな知識を持ち帰りました。今後の法改正がどのように企業の介護支援施策に影響を及ぼすか、注目が集まります。本カンファレンスは、今後も人事領域における重要な情報共有の場であり続けることでしょう。