スポGOMI甲子園 神奈川県大会開催
2024年9月15日、神奈川県横浜市中区の横浜公園で『スポGOMI甲子園・神奈川県大会』が開催され、全86名の参加者が集まりました。このイベントは、環境意識の向上とコミュニティの絆を深めることを目的としており、参加者たちは熱心にゴミを拾い集めました。
勝者は光明ゴミバスターズ!
大会では、全29組のチームが競い合った結果、光明学園 相模原高校の「光明ゴミバスターズ」が優勝を果たしました。彼らは13.77kgのごみを回収し、その成果は1998.5ポイントとして評価されました。優勝チームは前回2月にも行われたスポGOMIでの優勝経験を踏まえ、今回の勝利に至った喜びを表明しています。
参加者全体の活動内容
参加したチームは、オリジナルアイテムを持参し、より効率的にゴミを集めました。この日は特に、空き缶や壊れた傘が多く見られ、予想以上の重量が集まる結果となりました。各チームはそれぞれの工夫を凝らし、ポイ捨て禁止を訴えるデザインなどを施した掃除道具を利用して、楽しくゴミを拾い集めました。結果として、2位には5.32kg(1276.5ポイント)、3位は6.31kg(1186.0ポイント)となり、特に1位との差は圧倒的でした。
海洋ごみ問題への意識向上
この活動はただの清掃活動ではなく、神奈川県大会を通じて海洋ごみ問題についての意識を高める目的も持っています。会場が横浜港に近いため、集められたごみがそのまま海に流れ出す危険性があることを意識に留め、参加者全員が海洋環境の大切さを感じ取れるように願われていました。
CHANGE FOR THE BLUE プロジェクト
大会の開催には一般社団法人ソーシャルスポーツファウンデーションが関与しており、日本財団が推進する「CHANGE FOR THE BLUE」というプロジェクトとも連携しています。このプロジェクトは、国民一人ひとりが海洋ごみ問題を自分事と捉えることを目的としており、2018年11月から活動を推進しています。様々な団体と協力しながら、海洋ごみの削減モデルを作る取り組みを進めているのです。
日本財団の「海と日本プロジェクト」も重要な役割を果たしており、海の環境悪化について広く認知し、次世代へと引き継ぐアクションを促進しています。
まとめ
今回のスポGOMI甲子園・神奈川県大会は、ただ競技としての側面だけでなく、環境保護や地域の意識づけを促す貴重な経験となりました。参加者たちの熱意とアイデアが光る場面を通じて、地域社会全体で環境問題を考えるきっかけとなったことでしょう。