新たなパートナーシップ
2025-12-03 11:59:24

弁護士ドットコムとファーストアカウンティングが新たなパートナーシップを締結

弁護士ドットコム株式会社が提供する契約管理プラットフォーム「クラウドサイン」は、ファーストアカウンティング株式会社との間で新たなパートナーシップ契約を締結しました。この提携により、2027年4月から導入される新リース会計基準への対応を支援する共同ソリューションの提供を開始することが決定されました。

新リース会計基準では、日本の上場企業や大企業の子会社に新たな課題が課されます。具体的には、リースと見なされる取引は資産として計上しなければならず、経理部門は契約書の管理をしっかりと行う必要があります。しかし、膨大な過去の契約書を整理し、リース取引の有無を確認する作業は非常に手間がかかります。さらに、リース判定を行うためには、契約書を詳細に精査し、必要なデータを正確に抽出する工数も必要です。これらの課題は、企業の財務・経理部門にとって重要な障害となるでしょう。

弁護士ドットコムは国内の電子契約サービスにおいてNo.1のシェアを誇る「クラウドサイン」を展開しており、ファーストアカウンティングは経理特化のAI技術を有しています。両社の強みを融合することで、契約管理から会計処理まで、シームレスかつ正確に行う新たなソリューションを提供できる体制が整いました。

この共同ソリューションでは、すべての契約書をデジタル化し、ファーストアカウンティングが開発したAI「Deep Dean」を活用してリース情報の精密かつ自動判定が可能になります。そのため、従来の手法に比べてヒューマンエラーのリスクを大きく削減し、経理部門へかかる負担を軽減します。また、このプロセスを通じて企業が法務・経理部門間での情報共有を円滑に行えるようサポートします。

ファーストアカウンティングの森啓太郎代表取締役社長は、「弁護士ドットコム様と提携できたことは大変光栄です。私たちのAI技術が新リース会計基準の導入において役立つと信じております」とコメントしています。さらに、弁護士ドットコムの根垣昂平氏も「この連携により、様々な業務をより効率化できると確信しています」と述べています。

新基準へのスムーズな移行を実現するため、両社は今後もさらに連携を強化し、企業のガバナンス向上や業務の効率化を支援していく方針です。持続可能な企業価値の向上を目指す中で、デジタル技術の活用がますます重要な役割を果たしていくでしょう。

このように、弁護士ドットコムとファーストアカウンティングの提携は、企業の経理部門のデジタルトランスフォーメーションを後押しし、業務の効率化に大きく貢献することでしょう。今後の展開に注目が集まります。


画像1

画像2

会社情報

会社名
弁護士ドットコム株式会社
住所
東京都港区六本木4-1-4黒崎ビル6F
電話番号
03-5544-8416

トピックス(ライフスタイル)

【記事の利用について】

タイトルと記事文章は、記事のあるページにリンクを張っていただければ、無料で利用できます。
※画像は、利用できませんのでご注意ください。

【リンクついて】

リンクフリーです。