ステラナビゲータ・モバイルが新たな星空体験を提供
2026年8月4日、株式会社アストロアーツが独自の天文シミュレーションソフト「ステラナビゲータ」のモバイル版を発表しました。名称は「ステラナビゲータ・モバイル(StellaNavigator Mobile)」で、これまでの天文ファンに支持されてきたソフトウェアの利点を活かしつつ、スマートフォンとタブレット用に特化したアプリケーションです。
「ステラナビゲータ」は、その精密な天体位置計算とリアルな星空再現能力で、多くの天文ファンや研究者から評価されてきました。1992年の発売以来、何度もアップグレードが行われ、愛用者の期待に応え続けています。そして、今回のモバイル版はその集大成とも言える存在です。
高精度な天体シミュレーション
この新アプリの最大の特長は、ユーザーが日時と場所を指定することで、恒星や星座、惑星、彗星などの正確な位置を表示してくれる点です。ユーザーは、無段階ズーム機能を利用して、宇宙の細部まで確認でき、星雲やその他の天体を鮮明に観察できます。例えば、Hαや赤外線領域のカタログを切り替えることで、多彩な視覚体験が可能になります。
使いやすいシミュレーション機能
さらに、このアプリは実際に観望する際のシミュレーションが行える機能も備えています。カメラや望遠鏡の組み合わせを予約することで、チャート上に実際に撮影される範囲が表示されるため、遠征前にフレーミングを確認することができます。この機能により、観測機材選びの不安も大幅に軽減されそうです。
地形データを使用したシミュレーションも見逃せません。周囲の山々や土地のシルエットを再現し、太陽や星がどのルートを通るかを事前に知ることができます。また、国土交通省の3D都市モデルを使用して、都市部でもビルの合間から見える星空を確認することが可能です。
便利な観望計画機能
観望計画を立てる機能も充実しています。観望する天体の情報を自動で振り分け、一晩中見えるものや明け方に沈むものを別々に表示し、計画を立てやすくしています。また、観望の記録も行え、赤道座標のみが公開される設計のため、自宅の位置を公開することなく、観た天体を共有することができます。
天体観測をサポートする多機能性
さらに、撮影した写真を自動解析して天体名を注釈する「プレートソルビング」機能や、自身の機材の管理ができる機能も搭載されています。これにより、天体観測や撮影に求められるサポートが充実し、ユーザーはより多くの天体を身近に感じることができます。
登録やプランの詳細
「ステラナビゲータ・モバイル」は、iOS 16.7以降、Android 10以降に対応しています。料金は月額サブスクリプション制で、無料プランの他に、480円の眼視観望向けプランや970円の天体写真向けのプランがあります。なお、有料プランは最初の一ヶ月は無料で試すことが可能です。
アプリの詳細情報は
こちらから確認できます。App StoreやGoogle Playストアからのダウンロードも簡単です。
株式会社アストロアーツについて
株式会社アストロアーツは、国内で長年にわたる星図ソフトのリーディングカンパニーであり、同社が提供する「ステラナビゲータ」、画像処理ソフト「ステライメージ」、天体撮影を効率化する「ステラショット」といった製品で知られています。天文ファンにとっては欠かせない存在となっており、これからもさらなる革新に期待が寄せられています。