新たな受発注システム「AppBrew」登場
クラウドソーシングサービスの「AppBrew」が、開発案件の受発注プロセスを人工知能によって自動化するβ版の提供を始めました。この新たなサービスは、事務的な作業を効率化し、発注者と受託者のマッチングをオンラインで実現することを目的としています。
AppBrewの従来の課題への挑戦
近年、クラウドソーシング市場は急速に成長を遂げ、2018年にはその国内流通金額が1820億円に達するなど、発注者と受託者の新しい関係を築いてきました。しかし、これまでのクラウドソーシングでは、括りとしてコンペ形式や低単価の作業が多かったのが現状です。特に開発分野においては、専門的な知識やコミュニケーションスキルが求められるため、いくつかの課題が残っています。
- - オンラインでの委託が難しい
- - 委託先の選定が品質に直結する
- - 契約の調整やコミュニケーションが煩雑である
これらの問題を解決するために、「AppBrew」は開発の典型的作業を自動化し、全てのプロセスをオンラインで完結させる仕組みを提供します。
使用方法とそのメリット
AppBrewを利用することで、発注者はリアルタイムチャットを通じて運営チームと要件を決め、プロジェクトを公開します。その後、アプリケーションを通じて開発者とのマッチングが行われ、効率的なプロジェクトマネジメントが実現します。この自動化されたシステムによって、発注者は複雑なコミュニケーションや契約の調整を気にせず、スムーズに開発を進めることが可能です。
受託者にとっても、利用価値は高く、自身の得意分野を活かせる案件に応募することができます。一度承認を受ければ、直接発注者と価格交渉をすることなく、開発に集中できるため、効率よく収入を得ることができます。
さらなる発展を目指して
「AppBrew」の運営チームは、プロダクトデザインやソフトウェアエンジニアリングに強みを持つ専門家から構成されています。確かな技術力によって、受発注される案件の品質を保つことが期待されます。また、今後の展望として、さらなる機能拡充とともに、人工知能によるソフトウェア開発技術の発展を目指しています。
企業情報
株式会社AppBrewは、東京都渋谷区に本社を置き、2016年に設立されました。代表者は深澤雄太氏で、今後もクラウドソーシングの技術を駆使したソフトウェア産業の発展に貢献していく方針です。公式ウェブサイトは
こちら からアクセスできます。
お問い合わせ
AppBrewに関する詳細のお問い合わせはメールにて承っていますので、興味がある方はお気軽にご連絡ください。
Email:
[email protected]
新たな受発注システム「AppBrew」により、クラウドソーシングの可能性は一層広がることが期待されています。今後の展開に注目していきましょう。