理系脳を育む！『目でみる単位の図鑑』が12刷を迎えた理由

世界で累計70万部！『目でみる単位の図鑑』の秘密

東京書籍株式会社が出版した『目でみる単位の図鑑』が、2025年10月に第12刷を迎えました。この図鑑は、累計70万部を超える発行部数を記録し、まさにロングセラーの名にふさわしい存在です。世界中で人気があり、特に日本国内だけでなく、中国、台湾、ベトナムなど多くの国で愛用されています。

1. 人気の理由とは？

本書がここまで人気を博する理由は、ただの図鑑ではなく、理系の思考を育むために特化した内容である点です。多様な単位をビジュアルで理解できる工夫が施されており、子どもから大人までわかりやすく楽しめる内容になっています。

例えば、長さや体積、重さ、時間などの単位が、具体的なイメージを持って理解できるように解説されています。「1リットルはどのくらい？」といった質問に対して、具体的にどのような場面で使われるかを示すことで、より実感を伴った学びを提供します。

また、テレビ朝日系の番組「Qさま‼」や「東大生が選ぶ！頭が良くなる図鑑ランキング」でも紹介されたことで、その信頼性と認知度が一層高まりました。2023年に放送されたランキングでは第7位に選ばれるなど、メディアにも取り上げられ、多くの支持を集めました。

2. 効果的な使い方

『目でみる単位の図鑑』は、年末年始のギフトとしても最適です。また、中学受験の準備や、学んだ内容の復習にも非常に役立ちます。単位について手早くおさらいしたい学生や、理系に興味がある子どもたちにとって、基礎固めの一冊となるでしょう。

3. 監修者と編者

この図鑑の監修を手掛けているのは、丸山一彦氏です。広範な学問領域を持つ彼は、成城大学大学院経済学研究科から始まり、現在は和光大学の経営学部の准教授として活動をしています。彼の専門は「ものづくり研究」や「新商品開発マネジメント」等であり、教育に対する強い情熱が本書にもしっかりと反映されています。

また、編集を担った「こどもくらぶ」は、子どものための書籍を企画・編集している組織で、年間100タイトル以上の児童書を発表し続けています。これにより、教育に対して新たな視点を提供する上で重要な役割を果たしています。

4. 豊富な内容

『目でみる単位の図鑑』は、単位の種類ごとに細かく分かれた項目があり、各単位に対して具体的な質問形式で解説が行われています。たとえば、長さではメートルやヤード、さらにはノーティカルマイル（海里）なども網羅。広さや体積、重さに関しても同様に、様々な単位が具体的に説明され、誰でも理解しやすいように工夫されています。