新しいシェアオフィスプラットフォーム『TIMEWORK』の実力とは
近年の働き方改革の流れに伴い、リモートワークが普及しています。そんな中で、日本におけるオフィス利用の形も変わりつつあり、企業向けの新しいシェアオフィスプラットフォーム『TIMEWORK』が注目されています。このプラットフォームは、企業が柔軟にオフィススペースを利用できる仕組みを提供しており、その内容はさまざまなメリットを兼ね備えています。
『TIMEWORK』の概要
『TIMEWORK』はシェアオフィスを運営する事業者が参加し、利用企業が簡単にオフィスを選んで利用できるサービスです。従来、企業は異なるシェアオフィスごとに個別に契約を結ぶ必要がありましたが、『TIMEWORK』を通じて一括で複数の施設を利用することができるようになりました。これにより、使いたい時に求める条件に合ったオフィスを柔軟に選ぶことができ、利便性が向上しています。
利用者はPCやスマートフォンから、シェアオフィスの中から条件に合致する施設を選び、簡単に予約を行うことが可能です。また、加入者が各施設の予約を行う際には面倒な手続きが不要で、手軽に利用することができる点が大きな魅力です。さらに、利用状況の確認や請求、送金等のアカウンティング業務は『TIMEWORK』が自動で管理してくれるため、運営側の業務負担も軽減されます。
利用企業へのメリット
1.
柔軟な働き方環境の提供
働き方改革に対応したリモートワークの環境を整えることができます。さまざまな場所で作業ができるため、企業は社員にとって働きやすい環境を提供できます。
2.
一契約での利用が実現
複数のシェアオフィスが運営する施設を一つの契約で利用できるため、登録や契約といった手続きが大幅に簡素化されます。
3.
管理機能の充実
管理者は従業員がどの施設を利用したかなどの履歴を随時確認でき、部署ごとに利用料金の管理も可能です。
事業者へのメリット
1.
稼働率の向上
加盟施設の稼働率を高めることが期待できます。空いているスペースを有効活用し、より多くの企業に利用してもらうことが可能になります。
2.
シンプルなシステム導入
初期導入の際には入退室を管理するために必要なPCとQRリーダーを準備するだけで、手軽にシステムを導入できます。
3.
柔軟な料金設定
自社の提供スペースの料金を自由に設定できるため、戦略的な価格設定が可能です。
取り組みの背景
『TIMEWORK』の開発は、働き方改革や2020年東京オリンピック・パラリンピック開催に伴うリモートワークニーズの高まりを背景に進められました。複数のシェアオフィスを利用したい企業にとって、個別契約の煩わしさが障害となっていました。そこで、東京建物株式会社、日鉄興和不動産株式会社、日本土地建物株式会社の三社が参画し、共通の課題意識をもとにこのプラットフォームを開発しました。
今後の展望
『TIMEWORK』は、今後も連携する加盟施設の広がりを図るとともに、利用企業のニーズに応じたサービスの充実を目指します。シェアオフィスにとどまらず、一般のオフィスビルや会議室など未使用空間への展開も視野に入れたSPaaS(Space as a Service)の導入を進め、さらなるサービスの拡充を図る予定です。
会社概要
- - 商号:TIMEWORK合同会社
- - 代表社員:リベラ株式会社(職務執行者 本丸達也)
- - 本店:東京都渋谷区渋谷1-20-28宮川ビル3階
- - 設立:2019年8月1日
- - 事業内容:スペースシェアリングプラットフォームの運営
- - 資本金:300万円
- 時間工作公式サイト
新しい働き方のスタイルを実現する『TIMEWORK』。今後の展開から目が離せません。