アート思考が鍵
2025-11-18 15:30:28

アート思考で未来を切り拓く経営シンポジウムが京都で開催

京都でアートが経営を変える



2025年11月14日、京都のホテルグランヴィアで「アートが切り拓く経営の未来」と題したシンポジウムが開催されました。これは、一般社団法人日本能率協会(JMA)が主催したもので、参加者は前回東京での開催を上回る115名以上の経営層が集まりました。会場では、アート思考の重要性について熱い議論が交わされました。

シンポジウムの意義


現代のビジネス環境は急速に変化しており、その中で成功を収めるためには、単なるデータ分析や技術だけでなく、直感や感性、創造性を必要としています。この「アート思考」が、組織の持続的な成長に不可欠であるという意見が多くのパネリストから示されました。

京都のアートシーン


シンポジウム冒頭では、京都府知事の西脇隆俊氏と京都市長の松井孝治氏が来賓挨拶を行い、京都が国内有数のアート発信地であることを強調しました。実際、10月から11月の期間には86を超えるアートイベントが同時に開催され、世界中のギャラリーが集まる地域であることから、アートと経営の融合を議論するのにふさわしい舞台が揃っています。

パネルディスカッションの内容


シンポジウムでは、京都市立芸術大学の小山田徹学長、愛知県立芸術大学の白河宗利氏、金沢美術工芸大学の山村慎哉氏、武蔵野美術大学の長澤忠徳氏、株式会社堀場製作所の堀場厚会長など、多彩なパネリストが参加しました。彼らは「経営におけるアート実装の必要性」や「アートを導入した都市空間の新潮流」について意見を交わしました。

主な議論ポイント


  • - アートの問いがイノベーションの起点(小山田氏): アートは未来の当たり前を提案し、違和感の中にこそ創造の種があると強調しました。
  • - リーダーの感性を磨く重要性(白河氏): データ分析に偏らず、直感を磨くことが組織の創造力を高めると指摘。
  • - アートは文化の呼吸を整える(山村氏): アートが人の動きや関係性を変え、組織文化を豊かにする役割を果たすと説明。
  • - 教育を通じた固定化した思考の打破(長澤氏): 美大で学ぶ右脳的感性が未来のリーダーには欠かせないと述べました。
  • - 経営そのものもアート(堀場氏): 経営にアート的視点を取り入れる必要性を語り、企業文化の重要性を強調しました。

特別講演の内容


シンポジウムでは、創造的思考の専門家である朝山絵美氏が「アートで経営を変える」主題で特別講演を行い、五感を鍛え直す必要性を訴えました。具体的には、アート鑑賞や身体性を伴うプロトタイピングが新しい発想を促す様子が紹介され、参加者から高い関心を得ました。

今後の展望


シンポジウム中には、JMAと共同で計画されている「アートによる創造的リーダーシッププログラム」の情報も発表され、2026年夏に開講予定です。このプログラムでは、自らのブランド価値を構築するために、アート作品を通じた対話や素材を扱った造形ワーク、身体を使ったフィールドワークなどが行われる予定です。

結論


今回の「アートが切り拓く経営の未来」は、参加者に新しい視点や創造力を促す貴重な機会を提供しました。アート思考が企業における革新を生む原動力になることを期待し、今後も継続的な取り組みが続くことが望まれます。人々が豊かで意義あるキャリアを築くためには、アートを通じて感情や感性を大切にする企業風土が求められています。


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会社情報

会社名
一般社団法人日本能率協会
住所
東京都港区芝公園3-1-22
電話番号
03-3434-8620

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