株式会社ポピンズが新たに導入したセルフケアプログラム
エッセンシャルワーカーの光と影
エッセンシャルワーカー、つまり社会を支えるために日々奮闘している保育や介護の業界において、心身の健康が大きな課題となっています。これらの職に就く人々は、やりがいを感じる一方で、高い精神的および肉体的負担にもさらされています。このような背景を受け、株式会社ポピンズ(以下、ポピンズ)は、社員が活き活きと働ける環境を整えることの重要性を強く認識し、具体的な施策を講じています。
社員ファーストのプロジェクト
ポピンズでは、「社員が生き生きと働くことで、お客様の幸せに繋がる」という理念のもと、社員主体の「働きがい」、「成長」、「待遇」の3つの軸での改善を図る「社員ファースト」プロジェクトを進行中です。このプロジェクトに新たに加わったのが、株式会社Melonが提供するセルフケアプログラムです。このプログラムは、エンゲージメントやWell-beingの向上を目指すもので、科学的根拠に基づいて設計されており、社員の心身の健康をサポートします。
セルフケアプログラムの具体的な取り組み
プログラムは多岐にわたります。管理職向けのセルフマネジメント研修や、心と体、学びを融合させたマインドフルネス「MELONオンライン」が提供されます。特に注目すべきは、10月から女性社員を対象に行われる更年期症状緩和プログラムです。このプログラムは経済産業省の実証事業の一環として、2ヶ月間にわたり専門家の監修のもとで実施されます。
対象となるのは、すでに更年期症状を感じている女性や、将来的に備えたい女性社員です。マインドフルネス研修やセルフケアプログラムが提供され、心身の健康維持を図ります。今後も、ポピンズではこのような取り組みを通じて、社員が活き活きと働ける環境の実現を目指します。
参加した社員のリアルな声
7月にはすでに、管理職を対象にセルフマネジメントに関するプログラムが実施され、参加者は多くの学びを得たようです。社員からは「2ヶ月続けることで効果を実感できることが理解できた」といった意見や、「自分の気持ちを良い悪いの枠にとらわれず捉えることができた」という感想が寄せられました。また「普段とは異なる自己に向き合う研修が新鮮でリフレッシュできた」とも好評です。
株式会社Melonの役割
株式会社Melonは、心と感情の課題解決を目指すエモーショナル・マネジメント・カンパニーです。脳科学や心理学に基づくマインドフルネスの手法を取り入れたプログラムを法人や個人向けに提供しており、メンタルヘルスの予防策やコミュニケーションスキルの向上に貢献しています。今後も、セルフマネジメントスキルの向上を通じて、個々や組織全体の変革を促進する役割を果たすでしょう。
企業情報
ポピンズは1987年の創業以来、主に女性の働きやすい環境の整備に注力してきました。ナニーサービスや介護支援など、多様なニーズに応じたサービスを展開し、社会貢献を目指しています。
ポピンズは2020年に日本初のSDGs-IPO企業として上場し、具体的な取り組みを通じて教育やジェンダー平等などの社会目標達成に貢献しています。今後とも、より多くの人々が活き活きと働ける社会の実現を目指すでしょう。
このように、株式会社ポピンズの新たな取り組みや成果は、社員の健康や企業の成長に貢献する重要な一歩であるといえます。