山形発の環境に優しいラーメン体験
山形県新庄市に位置する新旬屋本店が、持続可能な取り組みを反映した新メニュー「金の鶏中華」を発表しました。提供開始は2023年2月5日(日)です。このラーメンは、地元ブランド鶏「さくらんぼ鶏」を贅沢に使い、さらに卵殻を再利用した次世代バイオマス食器で提供されるという、環境への配慮が満載の一杯です。
新旬屋本店のこだわり
新旬屋本店は、2006年の創業以来、鶏にこだわったラーメンを提供しています。店主の半田新也さんは、ラーメンの品質にこだわり、特に地元の鶏を使用することに情熱を傾けています。「金の鶏中華」はその集大成であり、来店するお客様の60%以上がこのメニューを選ぶほどの人気です。黄金色の美しい丼に盛られた「金とり」と呼ばれるこのラーメンは、勝負事の前の食事としても親しまれています。
新旬屋本店は、ラーメンイベントや百貨店の催事にも出店し、山形のラーメンを全国に発信しています。その中でも、「金の鶏中華」は、東京ラーメンショー2019で最優秀賞を受賞するなど、多くの賞を受けています。
卵殻を使用した次世代バイオマス食器
「金の鶏中華」の特徴の一つは、卵殻を活用した新しい丼です。この取り組みは、半田店主が陶器専門店「陶美苑」のミッチーチェンさんと密に協力した結果生まれました。高級感のある金色の丼は高価で、ラーメン店では破損のリスクがあるため、代替品を探す中で、卵殻を再利用した食器と出会ったのです。
この次世代食器は、卵殻とパルプで構成されており、熱硬化性樹脂の使用を大幅に減少させています。卵殻は二酸化炭素を排出する素材であり、この食器を用いることでプラスチックを減らし、結果として地球環境への配慮が生かされています。また、器の強度や耐熱性にも優れています。
最後の仕上げ
約8か月間の開発を経て誕生したこの丼には、ミッチーチェンさんのロゴも刻まれており、ただの食器ではなく、絆が詰まった特別な一杯となっています。新旬屋本店で「金の鶏中華」を楽しむ際には、ぜひこの環境に優しい丼にも注目してください。
店舗情報
新旬屋本店
- - 住所: 山形県新庄市沖の町3-20
- - 電話: 0233-23-4634
- - 営業時間: 6時30分~21時(定休日: 火曜日)
- - 公式サイト
- - オンラインショップ
陶美苑
- - 住所: 山形県天童市糠塚1丁目5-17
- - 公式サイト
「金の鶏中華」は、ただのラーメンではなく、地球環境に配慮した新しい食文化の形を体現しています。この機会にぜひ、新旬屋本店でその味と体験を味わってみてはいかがでしょうか。