RTB Houseの新しい挑戦
2019-01-09 13:19:47
RTB HouseがAIマーケティングラボの新たな創造物を発表
RTB HouseがAIマーケティングラボの革新を発表
ポーランドのワルシャワに本社を構えるRTB Houseは、先日発表したAIマーケティングラボを通じて、画期的なリターゲティングサービスの初期テストを開始したことを明らかにしました。この新サービスは、2018年に設立されたAIマーケティングラボが開発したもので、同社が先進的なディープラーニング技術に基づいて提供しているものです。
新しいリターゲティングサービスの概要
RTB Houseは世界中のトップブランド、例えばアディダスやウォルマートなど、1500を超える企業にリターゲティング広告のソリューションを提供しています。その一環として、提携企業向けに2019年第1四半期から新サービスの試験を開始するとのことです。このサービスは、既存のリターゲティング広告テクノロジーを更に強化する形で提供されます。
データ抽象化を基にしたディープラーニング技術は、ユーザーの行動を分析し、大きな情報量からパターンを見出す能力に優れています。この技術を利用することで、RTB Houseはより精緻な広告表示が可能となり、顧客に対してパーソナライズされた体験を提供します。
新機能の詳細
ソーシャルバナー
ソーシャルバナーは、ユーザーにカスタマイズされた広告を表示し、エンゲージメントを高める機能です。このバナー上には、顧客が「いいね!」を通じて商品の好みを示すことができ、その情報を基に今後の広告表示に活用されます。例えば、ゲームやオンラインストリーミングサービスで人気のこの手法は、ユーザーが自主的にカスタマイズしていく要素を取り入れています。
RTB House スニペット
この機能では、RTB Houseの内部データを基にした効果的な広告クリエイティブの制作が可能になります。これにより、クライアントは必要なフォーマットをダウンロードし、様々なオンラインチャネルでキャンペーンを展開することができるようになります。これまでのリターゲティング広告の経験を活かしたスニペットは、流動的で一貫性のあるブランドキャンペーンを実現します。
レコメンドフル・ページ
この機能は顧客の行動を分析し、彼らの好みに合った商品をリストアップすることで、購買へと導くことを目指します。ランディングページにはその商品に関連する他の商品も表示され、訪問者の興味を引くことができます。また、リアルタイムでのキャンペーン情報を表示することにより、顧客の行動を促進することが可能です。
今後の展望
RTB HouseのAPACマネージングディレクターであるヤコブ・ラタイチャック氏は、「今回発表されたイノベーションは、顧客のニーズに基づいており、リターゲティング広告の効率性を追求したものです。特に、パーソナライズされたコンテンツを広範囲に展開することが求められている中で、これらの新機能は大きな価値を提供します」と述べています。
広告主にとって、RTB Houseのサービスは、ユーザーの多様な行動に応じた高精度な広告配信を実現し、売上やコンバージョン率の向上に繋がることでしょう。
RTB Houseは全世界で毎秒200万件もの広告リクエストを処理しており、その運用のスケールは圧巻です。今後も新たなチャレンジを通じて、広告業界におけるイノベーションを牽引していく姿勢が期待されています。
会社情報
- 会社名
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RTB House Japan株式会社
- 住所
- 東京都品川区上大崎2-15-19MG目黒駅前 814
- 電話番号
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