環境に優しい新デザイン「アグロフォレストリーミルクチョコレート」発売

新しい価値を伝える「アグロフォレストリーミルクチョコレート」

2025年4月15日に全国でリニューアル発売される「アグロフォレストリーミルクチョコレート」は、持続可能なカカオ生産を目指す新たなデザインのパッケージが特徴です。この商品は、株式会社明治が手掛けるチョコレートで、環境とおいしさを両立させた商品として注目を集めています。

「森とともに生きるカカオ」

新たに採用されるパッケージには、「森とともに生きるカカオ」というメッセージが大きく印刷され、森とカカオの共存の重要性を訴えています。さらに、パッケージ内には二次元バーコードが付いており、QRコードをスキャンすることで詳細な商品情報の動画にアクセスできる仕組みとなっています。この新たなデザインが、チョコレートの持つ魅力とその裏にある環境への関心を喚起します。

サステナブルなカカオ生産の課題

カカオの生産には、森林伐採や生物多様性の損失といった重要な課題が存在しています。それに対処するため、明治は2009年からアグロフォレストリーと呼ばれる農法に取り組んできました。この農法では、森林伐採後の土地に複数の作物を共生させることで、生態系を維持しつつカカオを栽培します。

この手法を取り入れることで、栽培するカカオ豆の質を高めると同時に、環境への影響を最小限に抑えることが可能になります。たとえば、カカオの苗木と共にバナナやコショウを植えることにより、森林と調和した農業が実現されています。

フルーティーな香りとミルクのコク

新しい「アグロフォレストリーミルクチョコレート」では、ブラジルトメアスー産のカカオ豆を使用しています。このカカオ豆は、フルーティーな香りが特長で、その香りを生かしつつ、ミルクのコクに合うようローストされています。こうして作られたチョコレートは、ただのおいしさだけではなく、環境への配慮も同時に楽しめる逸品です。

環境貢献と企業の使命

明治は今後も「アグロフォレストリーミルクチョコレート」を通じて、消費者においしさだけでなく、持続可能なカカオ生産の大切さもお伝えしていく方針です。チョコレートを楽しむことが、同時に森林再生や環境保護に貢献する方向へ導かれることを期待しています。

新しいデザインのパッケージと、その中に込められたさまざまなメッセージが、これからのチョコレートの未来を形作る一助となるでしょう。これからも持続可能な農法で育まれたカカオを使用する商品が増えることを願っています。

商品の詳細については、こちらのリンクをご参照ください。