無人建設車両レンタル
2024-10-10 12:09:34

建設車両レンタルの無人化を進める「アクスポ」が新プランを提供

無人化建設車両レンタル「アクスポ」とは



株式会社アクティオが運営する「アクスポ」は、無人で建設車両をレンタルできる新しいサービスです。この度、株式会社スマートバリューと協力して、鍵管理機能を持つシェアリングプラットフォーム「Kuruma Base」を活用し、3つの異なる提供プランを発表しました。

提供プランの多様性


「アクスポ」では、ニーズに基づいた3つのプランを選択できます。それぞれの営業拠点の状況に応じた最適なプランを提供することで、利便性の向上と業務の効率化を図ります。

1. ハイエンドプラン
特に豪雪地域や安全性を強化したい営業拠点向けに、ガードマンボックスを使ったプランです。これにより、セキュリティ面を強化して安心して利用いただけます。

2. スタンダードプラン
無人貸出スペースが限られている営業拠点に向けて、屋外ボックスとルーフを活用した簡易プランです。必要なセキュリティを確保しつつ、導入が容易です。

3. ライトプラン
簡単に設置できる内部の鍵管理器を導入することで、施工を省略し、早期にサービスを利用できるようになります。
このように、それぞれの営業拠点に適したプランを選ぶことで、適切なサービスを提供します。

業界が直面する課題


現在、様々な業界で人手不足が深刻化しており、建設業界も例外ではありません。特に高齢化や労働人口の減少が影響し、長時間労働の常態化が問題視されています。2024年問題への対応が急務とされる中、建設車両レンタルにおいても、夜間や早朝、土日祝日に利用したい顧客のニーズに応えられないという課題が浮上しています。「アクスポ」は無人化により、これらのニーズに対する解決策を提供します。

「アクスポ」サービスの運用フロー


「アクスポ」の利用は非常にシンプルです。まず、営業所に問い合わせた後に専用の申込用紙に記入します。数日後、会員カードとQRコードが発行され、事前登録が完了します。利用者は、貸出日や返却日を24時間365日自由に選定し、電話で車両を予約します。予約当日に指定された営業所へ行き、受け取ったカードやQRコードを使って鍵をピックアップします。車両の返却も同様に行い、スムーズな利用ができます。

利用者にとってのメリット


この無人化システムは、業務の効率化につながるだけでなく、コスト削減にも寄与します。これまで、早朝の作業では前日に車両をレンタルする必要がありましたが、当日レンタルが可能になることで、無駄を省くことができます。365日24時間、いつでも自由に利用できる利便性は、多忙な建設業界のニーズに応えるものです。

「Kuruma Base」の特徴


「Kuruma Base」は、カーシェアリング事業者向けに設計されたプラットフォームです。専用端末や管理コンソール、利用者向けアプリなどを統合し、カーシェアリングを手軽に導入できるようサポートします。さらに、さまざまな鍵の受け渡し手法を選ぶことができ、新たなシステムの導入も容易です。これによって、他のカーシェアリングサービスや公共交通機関との連携も可能になり、MaaS(Mobility as a Service)としての機能も果たします。

このように、アクスポは、建設業界の人手不足問題の解決と、顧客の利便性向上に寄与するための革新的なサービスを提供しています。これからも、さらなる展開が期待されます。


画像1

画像2

画像3

会社情報

会社名
スマートバリュー
住所
電話番号

トピックス(地域情報)

【記事の利用について】

タイトルと記事文章は、記事のあるページにリンクを張っていただければ、無料で利用できます。
※画像は、利用できませんのでご注意ください。

【リンクついて】

リンクフリーです。