ストラディヴァリウス300年目のキセキ展
歴史的な楽器、ストラディヴァリウスが誕生からちょうど300年を迎え、特別な展示『ストラディヴァリウス 300年目のキセキ展』が、2018年10月9日から15日まで、東京都港区の森アーツセンターギャラリーで開催されます。約21挺のストラディヴァリウスが一堂に集まり、来場者はその美しさと音色を実際に体感することができます。
この展覧会は、クラシック音楽の愛好家だけでなく、幅広い層の観客に向けた催しです。入館料は一般が2,300円、学生が1,500円、小学生が800円と手頃な価格で、特に小学生未満は無料となっています。入館せずにのみ見ることができない貴重なライブセッションも予定されています。
出演アーティスト
展覧会のフィナーレを彩る「LIVE SESSION STAGE」では、日本で活躍する若手ソリストたちや、世界的に評価されるアーティストが出演予定です。たとえば、神尾真由子、宮田大、三浦文彰といった日本のトップ演奏家たちに加え、フランスの有名なヴァイオリニスト、ピエール・アモイヤルもミニライブに参加します。
これらのアーティストは、それぞれが華やかな経歴を持っています。
- - 神尾真由子(かみおまゆこ)は、2007年のチャイコフスキー国際コンクールで優勝し、以来国際的に評価されています。
- - 三浦文彰(みうらふみあき)は、難関で知られるハノーファー国際コンクールで最年少優勝を果たし、各地での公演で絶賛されています。
- - 宮田大(みやただい)は、チェロ奏者として数々の国際コンクールでの受賞歴を持ち、活発な演奏を行っています。
アーティストたちの生演奏は、もちろんストラディヴァリウスの楽器を使用し、その独特の音色を感じることができる特別な機会となります。
ストラディヴァリウスとは?
ストラディヴァリウスは、イタリアのアントニオ・ストラディヴァリによって制作された楽器で、300年以上の歴史を有しています。特にその音色は多くの人々を魅了してきた名器であり、歴代の多くの著名人にも愛されてきました。その魅力は、繊細でありながら力強い響きにあります。
この展覧会では、ストラディヴァリウスの魅力を体感できるだけでなく、歴史や技術についても学ぶことができます。音楽ファンにとって、見逃せないイベントとなることでしょう。
開催情報
- - 名 称: STRADIVARIUS ‘f’enomenon
- - 会 場: 森アーツセンターギャラリー(六本木ヒルズ)
- - 会 期: 2018年10月9日(火)~15日(月)
- - 開館時間: 日によって異なるため、公式サイトにご確認を。
- - 公式サイト: http://tsf2018.com
ストラディヴァリウスの歴史と、その脈々と受け継がれる技術に触れ、音楽の深淵に身を委ねる特別な時間をお楽しみください。