京王不動産がいい生活の新システム導入でさらなる業務効率化を図る

不動産業界のDX化が進む

京王不動産株式会社は、株式会社いい生活の提供する「いい生活賃貸クラウド営業支援」を導入したことを発表しました。この新システムの利用開始により、首都圏西部地域の不動産市場における賃貸業務の生産性を向上させ、流通活性化に寄与することを目的としています。特に、同社は不動産業務のデジタル化を推進することに力を入れており、さまざまなSaaSソリューションを活用しています。

いい生活とは

「いい生活」は、不動産業務を網羅するバーティカルSaaSおよび業務効率化を目的としたBPaaSを提供している企業です。東京都港区に本社を置き、業界のデジタル化を進める役割を担っており、近年の法律改正やIT化に迅速に対応しています。京王不動産との提携により、さらなる業務プロセスのデジタル化が期待されています。

京王不動産の業務効率化への取り組み

京王不動産は、首都圏に全11営業所を展開し、幅広い不動産事業を展開しています。同社は、リーシング業務全般におけるDXの進展に注力し、2021年から「いい生活賃貸クラウド」シリーズを導入し始めました。その結果、業務効率が大幅に向上し、顧客満足度の改善にもつながっています。新たに導入された「いい生活賃貸クラウド営業支援」は、賃貸仲介業務の生産性を大きく引き上げることを狙っています。

導入後の成果

「いい生活賃貸クラウド営業支援」を先行導入した店舗では、賃貸仲介営業において目に見える成果が出ています。顧客からの反応率は導入前と比べ20％向上し、初回の問い合わせから物件の見学に進む割合も10％向上しています。このような改善は、営業スタッフの業務効率化や、顧客とのコミュニケーションの向上に寄与しています。

さらに、導入店舗からは「提案した物件情報ややり取りの履歴が追いやすい」といった高い評価も寄せられています。画面操作が直感的で分かりやすいといった使い心地の面でも、営業活動の支援が効果を上げています。