フジフイルム写真展
2026-06-15 13:24:18

写真文化の始まりを知る「写真伝来」展、フジフイルム スクエアで開催

写真文化の起源を探る



2026年の夏、東京都港区にあるフジフイルム スクエア 写真歴史博物館で、特別企画写真展「写真伝来|写真大国ニッポンのはじまり」が開催されます。この展覧会は、日本における写真の歴史と文化を深く探求する貴重な機会です。

展覧会の見どころ


この企画展では、富士フイルムが誇る「フジフイルム・フォトコレクション」の作品を中心に、幕末・明治時代の貴重な写真技術や関連資料が約30点展示されます。入館は無償で、訪問者は歴史的な撮影機材や貴重書の数々を通じて、日本がどのように写真文化を育んできたかを学ぶことができます。

特に注目されるのは、上野彦馬が撮影した1872年頃の作品《長崎、中島川》で、この作品は当時の日本における写真技術の最前線を示しています。ここには、当時のカメラ技術や撮影方法を支えた先人たちの努力が色濃く反映されているのです。

日本初の写真技術の導入


日本に写真技術が初めて伝わったのは、約190年前のこと。1839年にフランスで発表されたダゲレオタイプが、その後オランダ船を通じて1848年に長崎に到来しました。当時の日本では未知の社会的・経済的な枠組みの中で、西洋の科学技術と接触を図るため、川本幸民ら蘭学者たちが研究を行いました。

写真の実用化は1860年代初めに実現しました。この時期は、湿板写真技術が導入され、開国後に訪れた外国人写真家から技術を学んだ日本人たちが職業写真家として新たな道を切り開いていきます。明治に入ると、日本の写真文化は急速に発展し、「写真大国ニッポン」という地位を確立します。

展示予定の作品


展示される作品には、現存する日本最古のカメラであるカメラ・オブスクーラや19世紀のダゲレオタイプカメラなどが含まれています。また、上野彦馬が執筆した化学書『舎密局必携』や日本初の写真技術専門書『写真鏡図説』なども展示され、観覧者は日本における写真の成り立ちをより深く理解することができます。

この展覧会は、ただの歴史展示ではありません。写真を通じて、観覧者自身が日本の文化の根底にある歴史や人々の情熱に触れることができる特別な機会なのです。

番外イベント


さらに、展覧会では毎日15時より、写真製品の研究に従事した富士フイルムのOBが館内の展示物について解説するイベントも行われます。この解説は参加無料であり、予約不要なので、訪問者は自由に参加できます。

開催概要


「写真伝来|写真大国ニッポンのはじまり」は、2026年7月1日から9月17日まで無休で開催されます。開館時間は10時から19時までで、最終日の入館は16時まで可能です。入館料は無料ですが、詳細の確認は公式ウェブサイトを通じて行うことができます。

この機会に是非、フジフイルム スクエアへ足を運んでみてはいかがでしょうか。日本の写真文化の興味深い探求が、あなたを待っています。


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会社情報

会社名
富士フイルム株式会社
住所
東京都港区赤坂9-7-3東京ミッドタウン本社
電話番号
03-6271-3111

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