国産のお茶フェス2020が東京で開催
2020年1月17日(金)から1月18日(土)にかけて、東京ミッドタウン日比谷で『第5回 国産お茶フェス2020』が開催されます。このイベントでは、全国から集まったトップの茶生産者たちが、自園の美味しいお茶を紹介し、来場者はその味を楽しむことができます。
日本は古くからお茶の生産が盛んで、多様な地域にそれぞれの特徴を持つお茶があります。しかし、近年では高齢化や後継者不足が問題視され、茶園が荒廃している地域も増えています。このイベントは、国産茶の魅力を再発見し、地域経済の発展と継続を考える絶好の機会です。
お茶フェスの魅力
1. 100種類のお茶を飲み比べ
各地域の名匠たちが作り出した自慢のお茶が100種類も集結。来場者は、ここでしか味わえない貴重な体験を享受できます。各茶園の説明も併せて行われ、自分の好みにピッタリのお茶を見つけるチャンスです。また、把握しやすい量で各種お茶を飲み比べることができるため、たくさんの種類を試飲してお気に入りを探してください。
2. 知識を深める講演会とカンファレンス
国産茶に関する深奥な議題を扱った講演やカンファレンスも開かれます。「日本茶の未来予想図」や「SDGsに関連する茶産業の取り組み」など、トピックは多岐にわたります。さまざまな専門家が登壇し、熱心な議論が交わされる予定です。参加者同士の交流や情報収集にも最適の場となるでしょう。
開催日程の詳細
1月17日(金)
- - 13:00〜17:30:地域飲み比べ、地域紹介、販売
- - 18:00〜19:00:講演「慣行栽培から有機栽培への挑戦」
(講師:大妻女子大学「お茶大学」学長 大森正司氏)
- - 19:00〜20:00:カンファレンス「日本茶の未来を考える・輸出について」
1月18日(土)
- - 10:00〜18:00:地域飲み比べ、地域紹介、販売、講演会
- - 講演内容:
- 「キリン 午後の紅茶について」
- 「茶産地の後継者対策」
- 「日本茶の転換点」
- 九州茶業コンソーシアムの取り組み
- - お茶インストラクターによる紹介や人気投票も実施されます。
入場方法と料金
入場は無料ですが、飲み比べを希望する方は2,000円(当日券は500円追加)で、飲み比べ専用グラスを用意しています。前売り券はイープラスで購入可能で、限定1000個のグラスが無くなり次第、紙コップに切り替わりますので、お早めの購入をお勧めします。
主催者と出店茶園
このイベントは国産お茶フェス実行委員会が主催し、エコバイ株式会社や大妻女子大学など多岐にわたる団体が参画しています。また、おさだ製茶や甲斐製茶園をはじめとする日本各地の茶園が出店し、来場者に国産のお茶の良さを伝えます。
お茶フェスを通じて、日本の伝統文化であるお茶を再発見し、その奥深さを体感してみてはいかがでしょうか。お問い合わせや詳しい情報は公式サイトでご確認ください。