横浜開港資料館の新たなオリジナル商品
横浜開港資料館では、新たに「たまくすの木」をモチーフにしたオリジナルデザインのボールペンが登場しました。このボールペンは、1854年にペリー提督が横浜に上陸した際に見守っていた象徴的な木のデザインを取り入れています。この木は現代においても多くの市民に愛されており、横浜開港のシンボルツリーとして知られています。
たまくすの木のデザイン
今回発売されるボールペンのデザインは、株式会社オールスタッフによって制作されました。デフォルメされたたまくすの木の枝が円形に広がり、葉や種を模した丸い模様が施されています。このデザインは、たまくすの木の歴史と生きる力を象徴しています。江戸時代の大火や関東大震災を経て育まれたたまくすの木の生命力を感じさせる、かわいらしい仕上がりです。
ボールペンの仕様について
このオリジナルボールペンは、環境に優しい素材を使用しています。海洋プラスチックごみや使い捨てコンタクトレンズの空ケースを再生利用した「ジェットストリーム 海洋プラスチック」をベースに、たまくすの木のイラストが印刷されています。価格は500円(税込)で、本体の色はライトブルー、インクはブラックです。反対側には「YOKOHAMA ARCHIVES OF HISTORY」と刻まれ、横浜の歴史に触れる一品となっています。
たまくすの木の歴史
横浜開港資料館の中庭には、通称「たまくす(玉楠)」と呼ばれるタブノキがあります。この木は、横浜が小さな農漁村だったころからこの地に根付いており、1854年にペリー提督が横浜に上陸した際の絵画にもその姿が描かれています。たまくすの木は、1866年の横浜大火や1923年の関東大震災といった二度の災害に見舞われても、見事に再生を果たしました。現在の位置に植え替えられたのは震災後で、横浜の地域文化財として1988年に登録され、今もなお開港の象徴として地域を見守っています。
メンテナンスと未来への取り組み
たまくすの木の維持管理は、横浜開港資料館を運営する公益財団法人横浜市ふるさと歴史財団と連携し、一般社団法人かながわ樹木医会に委託されています。この団体には209名の樹木医が在籍しており、たまくすの木を次世代に引き継ぐための活動が行われています。
ミュージアムショップ&カフェPORTER’S LODGE
横浜開港資料館内にある「PORTER'S LODGE」では、地域の歴史を伝える商品を中心に様々なアイテムが取り揃えられています。2021年7月にオープンしたこのショップは、横浜の文化や歴史に触れながら、特別な商品を見つける楽しみを提供しています。
住所は横浜市中区日本大通3で、電話は045-212-1810です。横浜を訪れた際には、是非立ち寄ってみてはいかがでしょうか。たまくすの木の歴史を感じるボールペンを手に、横浜の開港の物語を身近に感じられる素敵な体験が待っています。