学研グループの初食育イベント「食フェスティバル」
2025年1月25日、株式会社学研ココファン・ナーサリーが運営する「Gakkenほいくえん 桃井」で初の食育イベント「食フェスティバル」が開催されました。このイベントは、「美味しく食べて健康になる」をテーマに、約50名の参加者を迎え、子育て支援の一環として行われました。
食フェスティバルの狙い
保育園・認定こども園43園を運営する学研ココファン・ナーサリーでは、各園に栄養士を配置し、統一された献立をもとに独自のメニューを提供しています。「Gakkenほいくえん 桃井」では、栄養士を中心に給食と食育改革を進めており、近年問題視されている「新型栄養失調」にも取り組んでいます。国の調査では多くの子どもがリスクを抱えていることが判明しており、乳幼児期の食に対する重要性を見つめ直し、栄養士と共に食育を実践しています。
公のベジブロスを活用し、栄養バランスを考慮した料理、加工品を避け自家製調味料を使用するなど、子どもたちの健康を支えるために日々努力しています。この観点から、今回の食フェスティバルでは、家庭でも取り入れていただけるヒントを提供することを目指しました。
活動内容の紹介
この日、会場では以下の活動が行われました。
子どもたちの健康を守るための取り組みについて、具体的な事例と共に紹介しました。
栄養士と保護者の個別相談を設け、食育におけるさまざまな疑問に答えました。
試食では、日常的に提供される「豆腐のうま煮」「ブロッコリーとツナの大豆マヨサラダ」「かぶと麩のすまし汁」が提供され、大人も子どもも楽しめるプログラムに。
人気企画「出汁くらべクイズ」
参加者が特に楽しんだのは「出汁くらべクイズ」です。3種類の出汁、すなわち「ベジブロス」、「かつおだし」、「ベジブロス+かつおだし」を飲み比べてみる企画で、食材の違いを体験しました。ベジブロスとは、野菜の皮や種からとった出汁であり、栄養価が高められるものとして注目されています。
参加者の声
出汁を飲み比べた参加者からは、
- - 鮮やかな味わいがあり、野菜の旨味を感じた。
- - 家庭でなかなか野菜を食べない子でも楽しんで食べてくれる。
- - 給食についてのこだわりが理解できた。
といった感想が寄せられました。
未来への取り組み
学研ココファン・ナーサリーでは「地域に開かれた食育」を推進し、食を通じた健やかな成長を支える活動を続けていきます。今後も地域との連携を強化し、保護者支援を通じて子育て支援に取り組んでまいります。
Gakkenほいくえん・こどもえん
「Gakkenほいくえん」は、一人ひとりの個性を尊重し、遊びと学びを融合させた保育を行っています。児童の可能性を引きだくため、首都圏を中心に43園を展開しており、その活動は今後も広がり続けることでしょう。