FJD新製品「FJD Trion™ S2 Series LiDARスキャナー」発表
FJ DYNAMICS INTERNATIONAL LIMITED(以下FJD)は、2023年3月31日(月)に新たなLiDARスキャナー「FJD Trion™ S2 Series」の販売を開始しました。このスキャナーは、高度なVIOおよびSLAMアルゴリズムを搭載しており、高品質な点群データをリアルタイムで生成可能です。特に、測量業務においてデータの取得と処理を効率的に行えることから、業界での注目が集まっています。
製品の特徴
FJD Trion S2は、コンパクトかつ高機能である点が特徴です。わずか1.8kgの重さで、持ち運びが簡単な設計になっており、測量現場での利便性を高めます。内部にはカメラやIMUが組み込まれており、RTKアンテナもデフォルトで搭載しています。これにより、正確な位置情報を取得することができます。
バッテリーは2個あって、1個で1.5時間、2個使用すると3時間持続できます。また、512GBのストレージを完備しており、大規模なプロジェクトでも効率的にデータを保存できます。
マルチSLAMアルゴリズムによる高精度なデータ出力
FJD Trion S2は、内蔵した2台の12MPカメラと高度なVIO、SLAMアルゴリズムを駆使して高解像度の画像を生成し、特にトンネルなど特徴点が少ない環境でも正確なデータを提供します。リアルタイムでの点群生成が可能で、オペレーターは現場でデータの品質を確認しつつ作業が行えます。
統合されたRTKモジュール
このスキャナーのもう一つの魅力は、統合されたRTKモジュールによって、外出先で絶対座標化済みの点群を直接取得できる点です。RTKやPPKのサポートにより、信号が届きにくいエリアでもデータ収集が行え、日本特有の座標系にも対応しています。
応用可能な豊富なアクセサリー
S2は、実用的なアクセサリーが豊富に揃っています。サポートベストや延長ポール、バックパックなどを用いることで、手の届きにくい場所でも点群データをスキャンすることが可能です。さらに、「FJD Trion Scan」および「Trion Model」点群処理ソフトウェアとのシームレスな統合により、データの収集から最終納品までワークフローが大幅に改善されます。
モデルの選択肢
FJD Trion S2シリーズは、ニーズに応じて3つの異なるモデルを提供しています。すべてのモデルが優れた相対精度1.2cmを実現しており、360° × 270°の視野をカバーします。これにより、最小限の調整でスキャン環境を包括できるのです。
| モデル | レンジ | チャンネル数 | 毎秒点群 | 使用場面 |
|---|
| -- | -- | --- | --- | ----- |
| S2 | 120m | 16 | 320,000 | 一般的な測量 |
| S2 PRO | 120m | 32 | 640,000 | 反射が弱い シチュエーション |
| S2 MAX | 300m | 32 | 640,000 | 車載・ドローン対応 |
販売情報とキャンペーン
S2の販売価格は、販売代理店にお問い合わせくださいますようお願いします。発売記念として、4月1日から6月30日までの期間中に新規のお客様に対して5万円オフクーポンを発行します。また、TrionModelの有料オプション林業モジュールも期間限定値引き中です。更に、S1を購入されたお客様は下取りでS2へのアップグレードも可能です。詳細情報については、
FJDynamics公式サイトをご覧ください。
FJDynamicsは、デジタル化、自動化、新エネルギー分野に取り組むロボティクス企業であり、精密農業や建設など多くの業界でのプロダクトを提供しています。私たちの技術は生産性向上や作業環境改善に寄与しており、グローバルなビジネスを展開中です。より良い未来を共に築くことを目指して、詳しい情報についてはぜひ公式サイトをご覧ください。
会社名:FJ DYNAMICS INTERNATIONAL LIMITED
所在地:FLAT/RM520,5/F,CORE BUILDING 1,PH 1,1 SCIENCE PARK EAST AVE,,SHA TIN,NT, HK
公式サイト:
FJD公式サイト
S2詳細ページ:
S2情報ページ