大塚製薬徳島美馬工場、全国みどりの工場大賞を受賞
大塚製薬株式会社(本社:東京都)が運営する徳島美馬工場が、令和6年度全国みどりの工場大賞において、「一般財団法人日本緑化センター会長賞」を受賞しました。授賞式は1月22日に行われ、その模様は多くの関係者によって見守られました。
この賞は、経済産業省が工場立地と地域の生活環境の調和を促進するために設けたもので、1982年から毎年工場緑化に積極的に取り組んできた工場が評価されます。大塚製薬の徳島美馬工場は、その理念を体現する事業活動において、持続可能な環境づくりを目指していることが高く評価されました。
環境への取り組み
徳島美馬工場は、「世界の人々の健康に貢献する革新的な製品を創造する」という企業理念のもと、地域と協力しながら環境に配慮した医薬品の製造を行っています。工場内には3万㎡を超える芝生エリアが整備され、緑地面積の拡大に寄与しています。さらに、太陽光発電設備の導入によりCO2排出量の削減も進めています。
評価されたポイント
今回の受賞の要因として、以下の環境に配慮した取り組みが挙げられます。
- - 緑地等の面積率を地域準則より34%も上回っている
- - 敷地境界に沿って多くの緑地を配置
- - 敷地内に自然型の樹群や樹林を多数配置
- - 徳島県とパートナーシップ協定を締結し、森林植樹活動を実施
- - 地域貢献活動への積極的な取り組み
こうした取り組みが、地域への貢献を通じた環境保全の意義を強調しています。
持続可能な社会の実現に向けて
大塚製薬は今後も緑化活動と環境保全の向上に努めるとともに、自然との共生を大切にし、地域貢献活動を通じた持続可能な社会の実現を目指していく方針です。
徳島美馬工場は、今後も地域との連携を深めながら、環境に優しい製品の製造に取り組んでいくでしょう。
大塚製薬徳島美馬工場の概要
- - 操業開始日: 2020年9月10日
- - 工場長: 角田俊一郎
- - 所在地: 徳島県美馬市美馬町字里平野1番3
- - 従業員数: 153名(2024年12月末日現在)
- - 事業内容: 医薬品製剤の製造
- - 敷地面積: 151,587㎡(2024年12月末日現在)
参考リンク