育児や介護と向き合う女性を支援する新プログラム
最近、育児や介護というライフイベントに直面している女性が、ソーシャルセクターでますます重要な役割を果たしています。しかし、彼女たちが抱える負担は計り知れません。そんな中、コモンライト合同会社が新しい支援プログラム「つながるキャリア・育てる未来」を開始しました。このプログラムは、女性が自身の願いを再確認し、未来に向けて行動を起こすための支援を目的としています。
ソーシャルセクターでの女性の重要性
厚生労働省の調査によれば、医療・福祉分野における女性の管理職割合は53.0%と全産業のそれを大きく上回っています。このことは、女性がソーシャルセクターでいかに重要な役割を担っているかを物語っています。家庭では、育児や介護などのケアが女性に多く求められており、男女共同参画白書によると、日本の女性は男性よりも1日あたりの無償ケアに5.5倍の時間を費やしています。
プログラムの概要
この「つながるキャリア・育てる未来」は、育児や介護に向き合いながら働く女性を対象としています。プログラム形式はオンラインで、全2回の合同セッションに加え、個別の1on1セッションと実行レポートを含む少人数制です。参加者同士が信頼を築き、安心感の中で支え合うことが重視されています。
実施内容
1.
自己理解とキャリアの整理:自身の経験や強みを可視化し、キャリアの整理を行います。
2.
ライフキャリアプランシートの作成:ライフステージごとの役割変化を整理し、今できることや将来に向けた準備を行います。
3.
環境を調整する力を鍛える:必要な資源を整理し、優先順位をつけて行動計画を策定します。
4.
1on1セッション:ライフキャリアプランの見直しと行動を後押しします。
このプログラムの目的は、ただ妄想を膨らませるのではなく、実際に行動に移せるようにすることです。「休みたいのか新しい挑戦をしたいのか」という問いには正解がありません。しかし、自分自身で選び、行動を起こせる仕組みが整っていることが、人生を進める第一歩です。
主催者の思い
プログラムの主催者である宮崎真理子氏は、「困難な状況にある人々を支援するためには、支える側がエネルギーに満ちている必要がある」と話します。家庭でも職場でも支え合うことが当たり前のソーシャルセクターの女性たちが、自分の声に立ち返る時間を持つことこそが大切だとしています。参加者が「こうあるべき」から「こうありたい」へと向かうための対話と実行を後押しする場を提供することが、彼女の目指すビジョンです。
申し込みと詳細
この貴重なプログラムへの参加を希望する方は、コモンライト合同会社の公式サイトから詳細を確認し、お申し込みいただけます。
- 社名:コモンライト合同会社
- 代表社員:宮崎真理子
- 設立:2022年7月
- 公式サイト:
https://commonlight.co.jp
- お問い合わせ:
[email protected]
育児や介護というライフイベントと向き合いながらも、自分のキャリアを大切にしたい全ての女性にとって、このプログラムが新たな一歩となることでしょう。