データカタログの進化
2025-04-24 12:49:09

オルタナティブデータカタログの機能拡充と実証実験延長のお知らせ

オルタナティブデータカタログの実証実験延長と機能拡充



一般社団法人オルタナティブデータ推進協議会(以下、オルタナティブデータ協議会)は、日本システム技術株式会社(JAST)及び株式会社JPX総研と連携し、「JADAAオルタナティブデータカタログ」の実証実験を延長し、機能の拡充に取り組むことを発表しました。このカタログは、データ利活用の促進や新たなビジネスモデルの創出を目指して設計されており、各参加企業が保有するデータの詳細を一元的に管理する役割を果たしています。

実証実験の背景



オルタナティブデータ協議会では、2025年2月1日から3月31日までの期間に実証実験を行い、利用者からのフィードバックを受け取りました。その結果、90%以上のユーザーがサイトに満足しており、100%の参加者がサイト運営の継続を望んでいるとの声が寄せられました。これにより、今後も継続的に運営を行う方針が決まりました。

機能の拡充と新たな方向性



なんとユーザーから寄せられた要望の中には、データ更新情報やインタビュー記事の掲載といった、新機能の導入を希望する声が多くありました。これを受けて、2026年3月末まで実証実験の期間を延ばし、要望に応じた機能を順次実装していく予定です。この取り組みを通じて、より多くのステークホルダーのニーズに応えるための施策を検討し、実行に移していく所存です。

オルタナティブデータとは



オルタナティブデータとは、従来の情報源を超え、多様な業界から集められた情報を指します。金融機関や投資家にとって、これらの情報は資産運用の判断において大きな影響を与えるものであり、今後のマーケットの変動を予測する基盤となると考えられています。

参加企業とデータ内容



2025年4月24日時点で、オルタナティブデータカタログには様々な企業とデータが掲載されています。
  • - 株式会社aiQの提供する位置情報や消費財のPOSデータ
  • - Babel Streetによるデータ収集とインサイト
  • - 株式会社JPX総研が扱う信販データ

これらの情報は、データ利活用のための貴重な資源となり得ます。実証実験を通じて得られたフィードバックを踏まえて、さらに多様なデータを収集・管理していく予定です。

オルタナティブデータ協議会の紹介



オルタナティブデータ協議会は、2021年5月に設立され、金融機関やデータプロバイダーと連携して、オルタナティブデータの持続可能なエコシステムを促進しています。協議会の目的は、参加企業間の協力を通じてデータ利用の健全な拡大を図ることです。現時点で126の企業・団体が加盟し、多くの知見を共有し合っています。

結論



オルタナティブデータカタログの機能拡充と実証実験の延長は、データの利活用をサポートし、新たなビジネスチャンスを生むきっかけとなるでしょう。今後の展開に期待が高まります。参加を希望される企業は、オルタナティブデータ協議会に問い合わせ、仲間としての活動に加わることができます。


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会社情報

会社名
一般社団法人オルタナティブデータ推進協議会
住所
東京都中央区日本橋茅場町1丁目8番1号
電話番号

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