冬の訪れを告げる伝統行事「つくば市小田のどんど焼き2024」の魅力とは

「つくば市小田のどんど焼き2024」のご紹介

茨城県つくば市小田は、日本唯一の城跡で行われる「つくば市小田のどんど焼き」を来る2024年1月20日（土）に開催します。このイベントは、国指定の史跡、小田城跡歴史ひろばで行われるもので、冬の風物詩として地域の文化を守り続けています。

どんど焼きとは？

どんど焼きは、正月に飾られた松飾りやしめ縄を竹や藁で作った「やぐら」などと共に燃やし、無病息災や五穀豊穣を祈る日本の伝統行事です。この文化は長い歴史を持ち、各地で形を変えながら受け継がれてきました。特に小田川地域のどんど焼きは、地元の有志によって運営され、地域の一大イベントへと成長しました。

地域の協力による継承

小田のどんど焼きを守る二十日会は、近年高齢化が進み、存続に危機を迎えましたが、若い世代「七色武士」がそのバトンを受け継ぎました。現在、筑波大学や筑波高校のボランティアも参加し、フレッシュなメンバーが中心となって運営を行っています。入場は無料で、正月飾りなどの焚き上げたい品を持参しての参加が推奨されています。

また、燃やせないものの持ち込みは固く禁じられているため、事前にご確認ください。

当日のイベント内容

当日は、どんど焼きの火入れが行われ、無病息災・五穀豊穣・家内安全・商売繁盛を祈りつつ、焼き餅を楽しむことができます。さらに、食に関するブースもたくさん出展され、地元の美味しい食べ物を味わうことができます。

そして「小田城冬の陣」と名付けられた同時イベントも行われ、ステージパフォーマンスや甲冑の着付け体験、警察車両の展示など多彩なアトラクションが用意されています。

参加できない方への配慮

特に注目すべきは、当日イベントに参加できない方への取り組みです。正月飾りやお焚き上げ品を郵送で送りたい方や、事前に回収を希望する方には事前予約による対応が行われます。指定された日程において、小田中部公民館でお焚き上げの品を受け取っています。これにより、忙しい方や遠方から来る方々も参加しやすくなっています。