デジタルダイナミックが推進するAIインフラ革命
デジタルダイナミック株式会社(以下、当社)は、最新の発表で、AI推論向けのGPUサーバーの累計演算性能がFP8換算で5.2エクサFLOPS(5,234ペタFLOPS)を突破したと明らかにしました。この数字は、2026年6月末時点でのもので、当社が管理するサーバーには合計で6,197枚のGPUが搭載されています。
この性能は、半精度(FP16)換算では約2.6エクサFLOPSとなり、スーパーコンピュータ「富岳」の性能である2.15エクサFLOPSを大きく上回ります。国内のAI計算基盤の中でも、当社のインフラは公的なAI計算インフラに匹敵する規模となりつつあります。特に、FP8の数値は、日本最大級の公的AI計算基盤「ABCI 3.0」(産業技術総合研究所が運営)よりも高い水準に到達しています。
増大するAIインフラの需要
国内市場では生成AIが普及しており、今や企業はAIを「モデルを作る」段階ではなく「モデルを使って価値を生み出す」段階へと進化させつつあります。この潮流の中で、AIシステム市場は急激に成長しており、2024年には1兆3,412億円の規模に達すると予測されています。
AIインフラの設置も急成長しており、特にGPUを搭載したサーバーの需要は高まりを見せています。これは、推論(インファレンス)への投資が増え、学習(トレーニング)から推論基盤へのシフトが進んでいるためです。この背景には、大量のリアルタイムデータを処理するための高性能サーバーが求められていることが挙げられます。
最適化されたGPUサーバーラインアップ
当社は、AI推論に特化したサーバーを数モデル展開しています。主力となるのは、NVIDIA L40Sを搭載したモデルで、このサーバーは生成AIから画像生成、映像処理まで幅広いワークロードに対応しています。また、NVIDIA RTX PRO 6000 Blackwell Server Editionもあり、これは大規模なAIワークロードにおいて大きな性能向上を実現しています。
分散型AIデータセンター事業の展開
当社の目指すところは、分散型AIデータセンター事業の展開です。全国各地に高性能なAIインフラを配置することで、リスクを分散しながら、安定したAI推論基盤を提供することを目指しています。これにより、生成AIを活用する企業にとって、持続可能で安心なインフラの構築が実現されます。
また、今回の発表により、当社の分散型AIデータセンターが着実に立ち上がっていることが示されました。これからも最新世代のGPUを安定的に調達し、AIインフラを全国規模で拡張することで、誰もが安心してAIを活用できる社会の実現を目指します。
デジタルダイナミック株式会社の概要
デジタルダイナミック株式会社は、AIデータセンターの運営を手掛ける企業で、2024年に設立されました。東京港区に本社を置き、さまざまなAIソリューションを提供しています。企業のAI推論基盤を整備し、国内外でAI技術の普及を推進することを目指しています。