どらまめの地域ブランド化
2017-08-10 16:49:36
千葉県栄町特産の「どらまめ」全国普及を目指す地域ブランド化プロジェクト発進!
千葉県栄町特産の「どらまめ」を全国へ!
千葉県栄町は、豊かな自然環境の中で育まれた特産品「どらまめ」のブランド化に向けたプロジェクトを始動しました。この「どらまめ」は、黒大豆の最高級品種である丹波黒が栽培されており、その名は地域のイメージキャラクター「龍夢(ドラム)」にちなんで名付けられました。
どらまめとは?
「どらまめ」は、栄町の美しい自然の恩恵を受けた粒の大きい黒大豆で、1998年から栽培が始まりました。その特徴は、芳醇なコクと独特の甘みであり、本場の兵庫県丹波産の丹波黒にも遜色がないとされています。夏場に食べる枝豆として、また正月の煮豆としても人気があり、さらには「どらまめ」を使ったスイーツなど、様々な加工品の開発が進められています。
栄町では、どらまめの特徴を生かした商品作りが進められており、地元の農家たちの手によって大切に育てられています。特に、どらまめは栄養が豊富で、健康志向の人々からの支持を受けやすい食材でもあります。
地域ブランド化プロジェクトの背景
しかし、2016年には、どらまめの作付面積が2005年の22.7ヘクタールから約13.6ヘクタールへと減少し、生産者の数も29人から16人にまで減ってしまいました。このままでは「どらまめ」が消滅してしまう危機的状況にあったため、町の関係者たちは本格的な対策を講じる必要がありました。
2016年10月に「ふるさと名物応援宣言」を行った後、官民一体となり、この特産品のブランドコンセプトを再構築しました。それにより、商品開発や認知向上のためのプランを策定し、地域住民や観光客にどらまめを知ってもらう活動をスタートしました。
ブランディングの第一歩
2017年8月19日には「SAKAE リバーサイド・フェスティバル」のどらまめPRブースに出展し、そこで本プロジェクトの活動を正式に開始。地域の特産物であるどらまめを多くの人に知ってもらい、広めることを目指します。
プロジェクトの成功には、地方の農家だけではなく、地域全体が参加し、協力し合うことが不可欠です。どらまめの生産者たちは、これを促進するために知識や技術を共有し、持続可能な農業を目指すことを約束しています。
未来に向けて
この地域ブランド化プロジェクトは、栄町の食文化の向上につながるだけでなく、地域経済の活性化にも寄与することでしょう。どらまめを通じて、多くの人々に栄町の魅力を伝え、この特産品を全国へと広めていくことを目指しています。栄町の新たな未来が、「どらまめ」とともに切り開かれることに期待が寄せられています。
会社情報
- 会社名
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千葉県栄町
- 住所
- 千葉県印旛郡印旛郡栄町安食台1-2
- 電話番号
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0476-95-1111