「あみあみ」がShopeeへの出店を開始
キャラクター商品やホビーグッズの通販サイトとして人気を誇る「あみあみ」が、東南アジア最大級のECモール「Shopee」への出店を行うことになりました。この出店を支援するのは、国内外で越境ECを推進するBeeCruise株式会社です。これにより、日本のホビー文化がさらに広がることが期待されています。
BeeCruiseとあみあみの連携
BeeCruiseは、海外向けの購入支援サービス「Buyee」を手掛けるBEENOSグループの一員です。この連携を通じて、あみあみは新たな販路を開拓し、海外市場へのアクセスを強化します。取扱商品は、フィギュアやアニメ関連のグッズが中心で、これまでの販売の実績からも一定の需要があることを訴求しています。2024年の上半期、Buyeeでのアニメやフィギュアは人気カテゴリとしてランクインしており、これが出店の決め手となったと考えられます。
企業背景
あみあみは1999年からホビー通販を始め、2009年からは海外販売にも取り組んでいます。そのため、これまでに中国やアメリカに現地の子会社を設立し、物流体系を整えるなど、グローバルなビジネス展開を進めてきました。また、都内の秋葉原や池袋に実店舗を持ち、海外から訪れるお客様にも対応してきた実績があります。
一方、BeeCruiseは2008年から本格的に越境EC事業に携わり、これまでに6,000件以上の国内ECサイトへの支援を行ってきました。特に、国際発送やカスタマーサポートなどのノウハウを生かし、企業が海外市場に進出しやすい環境を整えることに注力しています。
大網株式会社の意気込み
大網の代表取締役社長・金坂瑞樹氏は、東南アジアの消費者から日本のポップカルチャーへの強い支持を感じていると述べています。BeeCruiseの協力を得て、海外需要を取り込み、国内業界にも還元する方針を示しています。この展開により、あみあみの魅力を世界中のホビー愛好者に伝えられることが期待されています。
Shopee出店支援の概要
BeeCruiseでは、Shopeeのパートナーとして、国内企業が簡単に出店できるようサポートを行います。具体的には、アカウントの開設や商品登録、さらには多言語でのカスタマーサポートなど、企業が単独で行うには負担の大きい手続きを手助けします。これにより、あみあみはShopeeを通じて、台湾や東南アジアの顧客に対しても販売を進めることが可能になります。
まとめ
日本のホビー文化をもっと多くの人に知ってもらうための新たな一歩として、「あみあみ」のShopee出店は期待されます。BeeCruiseのサポートを受けて、あみあみは今後もグローバルな展開を加速させることでしょう。