新制度EGG導入
2024-12-16 13:27:37

三菱電機が自律的なキャリアデザインを促進する新制度EGGを導入

三菱電機が新たに導入する社内外副業制度EGG



三菱電機株式会社は、従業員の自律的なキャリアデザインを容易にするため、社内外副業制度「EGG(Expand your work for Growth & to Gain fulfillment)」を新たに導入することが発表されました。この取り組みは、従業員が本業以外の職場や社外で様々な経験や学びを得ることで、新たな価値の創出につなげることを目的としています。

「EGG」の概要



「EGG」制度は、社内副業と社外副業の二つの側面から成り立っています。社内副業は2023年10月からトライアルが開始され、2025年9月末までに正式導入が予定されています。この制度では、従業員が自分の意思で社内の異なる業務に挑戦できる機会が提供されます。また、社外副業は2023年12月1日から運用が始まり、個人事業主やフリーランスとして外部での業務を行うことが可能です。

社内副業については、当社社員が募集するテーマに応募し、面接を経てマッチングが成立することで業務が始まります。このトライアルの期間中、社内副業にかけられる時間は、所定の就業時間の約20%を目安としており、成果は原則として人事評価に反映される予定です。

一方、社外副業は、当社の直接雇用の従業員を対象に、他社との雇用契約を結ぶことなく、勤務時間外や休日に業務を行うことが許可されます。ただし、会社への事前届出が求められ、当社の業務に支障をきたさず、競業しない条件を満たす必要があります。

自律的なキャリア形成への期待



この「EGG」制度を通じて、三菱電機は「人的資本経営」を推進しています。企業は「人=将来の価値を生み出す資本」と考え、人財の力を最大限に引き出すことで企業価値を向上させることを目指しています。社員一人ひとりが自ら考え、主体的に行動し、挑戦し続ける姿勢を持つことで、より充実したキャリアを築いていくことが期待されています。

制度が導入されることにより、従業員は新たな業務経験やスキルを獲得し、心理的な充足感やウェルビーイングの向上にもつながるとされています。さらに、これにより本業でも新たな価値を生み出すことができるようになると考えられています。

三菱電機の持続的な成長を支える制度



三菱電機は今後も多様な人材が自律的にキャリアをデザインし、各自の能力を最大限に発揮できるよう、環境整備を進めていく方針です。そして、事業を通じて社会課題の解決にも寄与することで、企業としての成長と社会貢献を両立させていきます。

今回の「EGG」制度の導入は、社員が主体的にキャリアを構築するための新たなステップとなることでしょう。これからの三菱電機の展開に注目です。


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会社情報

会社名
三菱電機株式会社
住所
東京都千代田区丸の内2-7-3東京ビル
電話番号
03-3218-2111

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