由布院で味わう持続可能な美食体験、七輪炭火焼啓修庵がオープン

九州の魅力が詰まった「啓修庵」

大分県由布市の観光地、由布院に新しい美味体験が加わります。2023年4月29日、「七輪炭火焼啓修庵」がグランドオープンしました。この店舗は、有名な温泉地内でも人気のある地域で、特に食材にこだわったメニューが魅力です。

古民家を活かした新たな体験

「啓修庵」は、九州湯布院民芸村の敷地内に位置しており、古き良き文化を受け継ぎながら持続可能な形で現代に新しく生まれ変わった店舗です。閉鎖の危機にあった古民家をリノベーションし、現代に適応させています。店内は、木の温もりを感じられるデザインに仕上げられており、竹を組んだ屋根を見上げれば、伝統技術の名残も感じ取ることができます。

地元産の美味しい食材

「啓修庵」では、地元生産者から取り寄せた新鮮な食材を使用することにこだわっています。メインには3つのブランド食材を用意しており、大分の「豊後牛」と「冠地鶏」、さらには秘伝のタレにつけ込んだタレづけ鶏を提供。地元食材を心ゆくまで堪能できるメニューが揃っています。

七輪を使った炭火焼き

料理は、日本古来の調理器具である七輪を使用し、気軽に炭火焼きを楽しむスタイルで提供されます。これにより、フードロスを抑えるために、平日は20名、土日祝日は40名のみの予約制を採用しています。お客様に新鮮な料理を提供するための工夫が、さまざまな形で実践されています。

バラエティ豊かなメニュー

「啓修庵」のメニューは、各御膳にメイン食材の他に、焼き野菜、油揚げ、ご飯、お味噌汁、冷奴、漬物がセットになっています。人気の「啓修庵御膳」は3,200円（税込）で、豊後牛と冠地鶏を同時に味わえる内容です。また、冠地鶏に特化した「冠地鶏御膳」は2,800円（税込）、豊後牛を心ゆくまで楽しめる「豊後牛御膳」は4,200円（税込）です。さらに、秘伝のタレで調理された鶏肉を堪能したい方には「ゆふ小町御膳」が1,900円（税込）でおすすめです。