岸和田市の竹まつりで豊かな自然と人とつながる
2025年2月23日(日)、大阪府岸和田市で「第3回竹まつり」が開催されます。このイベントは、地域の魅力を再発見し、地元の資源である竹をテーマにした新しい地域交流の場として注目を集めています。主催は「ゆめみヶ丘岸和田まちづくり協議会」です。
シンプルな自然体験 竹まつりの魅力
岸和田市の「ゆめみヶ丘」は、都市と農村、自然が融合した場所として知られています。竹まつりは、地元の活動を通じて竹の魅力を広げることで地域の内外へのPRを目的としています。また、参加費はかからず、誰でも自由に参加できるのが特徴です。
アドベンチャーワールドとのコラボ
この竹まつりには、和歌山県白浜町のアドベンチャーワールドもブースを出展します。彼らは2011年から岸和田市の竹を使用し、ジャイアントパンダの食事として役立てています。また、環境保全の一環として行う「アドプトフォレスト協定」にも積極的に参加し、森づくりや生物多様性の保全に取り組んでいます。
アドベンチャーワールドブースの特色
- - パンダフォトスポット: 巨大なパンダのぬいぐるみとの写真撮影が楽しめるフォトスポットが登場します。記念に1組1枚の写真がプレゼントされます。
- - 竹アート作品の展示: 中心となるのは「きらめく丘」という竹をテーマにしたアート作品です。この作品は竹あかり演出家の池田親生氏と世界の竹アーティスト、ワン・ウェンチー氏によって共創されたものです。
- - イベント企画案の募集: 「ともに楽しむ!」というテーマで、アート、エンタメ、教育などを融合したイベントの企画案を募集しています。提案をした人には、オリジナルクリアファイルがプレゼントされます(先着200名)。
環境保護とSDGsに向けた取り組み
岸和田市とアドベンチャーワールドは、竹を利用した取り組みを通じて環境保護にも貢献しています。増えすぎた竹を伐採し、パンダの食事として利用することで、里山を守り、さらに未利用の竹幹を活用して工芸品に生まれ変わらせるプロジェクトも進行中です。これにより、資源の循環を促進し、持続可能な社会の構築に寄与しています。また、これらの活動はSDGs(持続可能な開発目標)の達成にもつながっています。
未来を見据えた取り組み
アドベンチャーワールドは、「こころにスマイル 未来創造パーク」として、全ての生命が豊かになる地球を目指しています。竹まつりに参加して、私たち一人一人が未来について考えるきっかけを持ち、地域の環境と生物多様性を大切にしていくことが求められています。
「第3回竹まつり」は、地域の魅力を再発見するだけでなく、自分たちの未来と向き合わせてくれる大切なイベントです。ぜひ皆さんも足を運んで、自然と人がつながるあたたかいひとときを体験してください。