丸紅新電力とサンヴィレッジが系統用蓄電池運用契約を締結し新時代へ

新たな電力時代を切り拓く



株式会社サンヴィレッジと丸紅新電力株式会社は、系統用蓄電池に関する業務委託契約を締結しました。この契約に基づき、サンヴィレッジが開発した4件の高圧系統用蓄電所(2MW/8MWh×4件)を、丸紅新電力がアグリゲーターとして運用します。

最初のプロジェクトとして、栃木県足利市に2MW/8MWhの蓄電所が建設され、今年9月には連系を開始しました。このプロジェクトは、サンヴィレッジにとって初の自社運用案件であり、今後の事業展開においても重要な役割を果たします。

丸紅新電力の挑戦



2000年に電力小売事業に参入した丸紅新電力は、これまで20年以上にわたり日本の電力市場の自由化と共に成長してきました。現在、同社は電力の安定供給に努めつつ、最新のAI技術やデジタル技術を活用した需給調整能力を深化させることで、顧客のニーズを満たす「グリーン・サステナブル」な価値を提供することを目指しています。

再生可能エネルギーの普及の重要性



近年、再生可能エネルギーの普及は急務とされ、特に電力系統の安定化は重要な課題とされています。電力供給が不安定化する中で蓄電池の導入が求められています。サンヴィレッジは北関東を中心に系統用蓄電所の開発を進め、最終的に250か所・合計出力500MWの達成を目指しています。この取り組みを通じて、再生可能エネルギーのさらなる普及と持続可能な社会の実現を目指しています。

今後の展望



両社が協力し、系統用蓄電所の開発を進めることで、安定した電力供給が実現し、再生可能エネルギーの普及に寄与することが期待されています。この取り組みにより、脱炭素社会の実現が一層加速することでしょう。

サンヴィレッジと丸紅新電力の連携が、新しい電力時代の到来を告げています。これからの日本のエネルギーの未来に注目が集まります。

会社情報

会社名
株式会社サンヴィレッジ
住所
埼玉県さいたま市大宮区吉敷町一丁目135番地Araiビル8階
電話番号
048-729-8891

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