救急現場での通信連携を強化するBuddycomが「千里メディカルラリー」に協賛

Buddycomが「第22回千里メディカルラリー」に協賛

株式会社サイエンスアーツが提供するフロントラインワーカー向けのライブコミュニケーションプラットフォーム、Buddycomが2025年11月2日に大阪で実施された「第22回千里メディカルラリー」に協賛しました。この大会は、医療従事者がチームで救急現場を模擬し、連携力や判断力を高めることを目指す競技会です。

千里メディカルラリーの目的

「千里メディカルラリー」は、医師や看護師、救急救命士がチームとなり、リアルな救急現場を再現することで、その対応力や判断力を評価するものです。年代を超えて参加する医療従事者たちは、限られた時間内に役割を分担し、迅速かつ的確に救命行動を行う必要があります。こうした環境での訓練が、実際の緊急事態における医療提供の質を向上させることを狙いとしています。

Buddycomの役割

今回の大会では、通信インフラとしてBuddycomが採用され、救急隊、ドクターカー、そして本部の医療機関がリアルタイムでつながる仕組みが整えられました。Buddycomを活用することで、現場の状況は音声や映像で共有され、指示や情報が迅速に伝達されました。これにより、現場の連携を円滑に進めることが可能となり、救急医療の対応スピードが大幅に向上しました。

競技の実施内容

この競技会には、全国から22のチームが参加し、各チームが互いに競い合いました。それぞれのチームは、BuddycomとBluetoothスピーカーマイクのAINA PTT Voice Responder 2を使用し、連携を深めるための模擬訓練を行いました。例えば、救急隊が現場に到着した際、Buddycomを使って映像をリアルタイムでドクターカー隊員に送信。これにより、ドクターカーは到着前に現場の状況を把握し、迅速な対応が可能となったのです。観客もモニターを通じてこの連携を確認し、新たな通信技術が求められる場面での活用を視覚的に理解しました。

取り組みの成果

Buddycomの導入によって、音声・映像・位置情報がリアルタイムに共有できる利点が活かされ、救急現場での連携精度が向上しました。出場した医療従事者のコメントによると、「現場の状況を映像で確認できることで、より具体的な対応ができる。」と高い評価を得ています。

参加した医療機関やスタッフからのフィードバックでは、Buddycomの操作が簡単で、通信が安定している点が特に好評でした。また、この競技を通じて、Buddycomが今後の災害現場や地域医療の現場においても活用される可能性の高さが示され、多くのトライアル申し込みが寄せられています。

会社概要：株式会社サイエンスアーツ

サイエンスアーツは、フロントラインワーカーをつなげるライブコミュニケーションプラットフォーム「Buddycom」の開発・販売を行います。2021年には東証マザーズに上場し、現在は5年連続でシェアNo.1を獲得しています。今後もスタッフ間のコミュニケーションに留まらず、様々な場面での活用を目指しています。

公式ウェブサイト：Buddycom