ハイレゾのGPUサーバー
2025-04-01 13:30:45

東京都のインキュベーション施設にハイレゾのGPUサーバーが導入される

東京都の新たな技術拠点「quantum cross point 神楽坂」



東京都新宿区に位置する「quantum cross point 神楽坂」は、東京都から認定を受けたインキュベーション施設であり、2025年の2月にオープン予定です。この施設は、スタートアップ企業に最先端の技術環境を提供します。これにより、イノベーションを促進し、新たなビジネスモデルの創出を支援することを目的としています。

今回、この施設に高性能GPUサーバーが導入されることが発表されました。提供元は、GPUクラウドサービス「GPUSOROBAN」を展開する株式会社ハイレゾです。この新しいサーバーは、AIの計算処理や高精度なレンダリングを迅速に行うことができ、スタートアップ企業にとっては大きな利点となります。

高性能なGPU導入の詳細



ハイレゾが提供したGPU「NVIDIA RTX 6000」は、最新のAda Lovelaceアーキテクチャを採用しています。本GPUは、48GBの大容量GDDR6メモリを搭載しており、複雑なデータ分析や3Dモデル処理もスムーズに行えます。また、最大消費電力は300Wで、PCIe Gen 4 x 16のグラフィックスバスを使用。これにより、施設利用者は高性能なコンピューティングリソースを手軽に利用可能です。

特筆すべきは、これらの高性能GPUがクラウドで提供される点です。これにより、ハードウェアの導入や管理の手間を省き、必要な時に容易にGPUリソースを利用できます。スタートアップ企業の多様なニーズに応えることで、AI開発の加速化をサポートします。

quantum cross point 神楽坂の概要



「quantum cross point 神楽坂」は、最先端の情報科学を活用したイノベーションセンターで、施設へのアクセスも非常に便利です。飯田橋駅から徒歩5分という立地に加え、24時間営業しています。公式ウェブサイト(ここをクリック)からは詳しい情報を得ることができます。

  • - 所在地: 東京都新宿区若宮町15番
  • - アクセス: 飯田橋駅 徒歩5分
  • - 営業時間: 24時間

ハイレゾは、AI・IT分野におけるスタートアップ企業の発展を支援し、AIをより身近に活用できる環境作りに尽力しています。将来的には、「AI計算力が世界で一番安い国・日本」を目指し、日本の未来を支えるインフラの実現に向けて努力を続ける予定です。

GPUSOROBANの実績と利便性



具体的には、「GPUSOROBAN」は画像生成AIや大規模言語モデル(LLM)などの計算処理を高速化するGPUクラウドサービスです。これを利用することで、データセンターの建設・運営に伴うコストを削減し、低価格でNVIDIAの高性能GPUを提供しています。すでに累計2,000件以上の利用実績があり、IT業界をはじめ、製造業、建設業、大学研究機関など、幅広い分野で活用されています。

これからの展望



また、ハイレゾは2024年12月に香川県に中四国地方初のAI開発用GPU専用データセンターを開設する計画や、2025年に佐賀県と香川県の廃校を活用したGPUデータセンターの開設も予定しています。これらの新たな拠点を通じて、地方創生と生成AIの発展に寄与していく狙いです。

2022年にはNVIDIAの「Best CSP Partner of the Year」を受賞するなど、業界内での評価も得ており、2024年には経済産業省による「クラウドプログラム」供給確保計画に認定されています。これらの実績が、今後の事業展開にも大きく寄与することでしょう。

今後の動向から目が離せません。


画像1

会社情報

会社名
株式会社ハイレゾ
住所
東京都新宿区市谷田町3-24-1
電話番号
03-6775-7888

トピックス(IT)

【記事の利用について】

タイトルと記事文章は、記事のあるページにリンクを張っていただければ、無料で利用できます。
※画像は、利用できませんのでご注意ください。

【リンクついて】

リンクフリーです。