千葉の創作狂言
2024-12-06 10:33:22

千葉大学生が創り上げる伝統的狂言『令和鬼来迎』が1月上演

創作狂言『令和鬼来迎』が1月11日に上演



千葉大学生たちが手がける創作狂言『令和鬼来迎』が、令和7年の1月11日(土)に青葉の森公園芸術文化ホールで行われます。この作品は、「見る、知る、伝える千葉~創作狂言~」というプロジェクトの一環として、千葉にまつわる物語を基にしています。プロジェクトは平成17年から毎年公演を行い、百名を超える狂言師や県民と協力して進められてきました。

『令和鬼来迎』の見どころ


今回の演目は、山武郡横芝光町にある広済寺がレスター圏で行っている「鬼来迎」をモチーフにした創作狂言です。この鬼来迎は、国の重要無形民俗文化財に指定されており、地獄の責め苦とその救済に焦点を当てた物語となっております。観客は、地獄にいる鬼とそれに立ち向かう人々の姿から、今も昔も変わらない人の思いや尊さを感じ取ることができるでしょう。

さらに、この公演では千葉大生が手作りした衣装や道具が舞台を彩り、観客を惹きつける展示や寸劇にも注目が集まります。2年前に行われた「鬼来迎」以来、実に12年ぶりの新作となるこの作品は、青葉の森公園芸術文化ホールに年に一度設営される能舞台での特別な上演です。

公演情報


『令和鬼来迎』の公演は、14時からの開演が予定されています。場所は千葉市中央区にある青葉の森公園芸術文化ホールです。チケット価格は一般が2,000円、U-30が1,000円、小中高生が500円と、世代を問わず多くの方に楽しんでもらえる設定となっています。また、全席自由なので、早めに会場に足を運んで良い席を確保することをお勧めします。

プレゼンテーションの開催


公演に先駆けて、12月16日(月)には千葉大学西千葉キャンパスの図書館1階プレゼンテーションスペースで、学生による公演に関するプレゼンテーションが行われます。このイベントは一般参加も可能で、事前の申し込みは必要ありません。学生たちの熱意や作品に対する思いに触れる貴重な機会となるでしょう。

まとめ


千葉の伝統文化や物語をベースにしたこの創作狂言は、地域の人々と学生たちのコラボレーションによって生まれたものです。伝統を継承しながらも、新しい形で表現された狂言を楽しみにしている方も多いでしょう。『令和鬼来迎』は、単なる観劇を超え、千葉に根付く文化の魅力を再発見する場となるに違いありません。ぜひ足を運んで、この貴重な体験をお楽しみください。


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会社情報

会社名
国立大学法人千葉大学
住所
千葉県千葉市稲毛区弥生町1-33 
電話番号
043-251-1111

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