アスエネ、タイ進出で脱炭素化支援を加速
アスエネ株式会社は、タイにおける脱炭素化支援を強化するため、現地法人「ASUENE(THAILAND)Ltd.」を設立しました。これにより、同社のCO2排出量見える化・削減・報告クラウドサービス「ASUENE」が、タイの企業にも提供されることになります。
既に、タイのブリヂストン現地法人である「タイ・ブリヂストン」への「ASUENE」導入も決定しています。タイは2050年までにCO2排出量ゼロ、2065年までにネットゼロを目指しており、政府による脱炭素化への取り組みも積極的に進められています。製造業のサプライチェーンが集積するタイにおいて、企業の脱炭素化への取り組みは、今後ますます重要性を増していくでしょう。
タイ進出の背景
アスエネは、グローバルなネットゼロ達成を目指し、サステナビリティ領域のソリューションを提供する企業です。「ASUENE」は1万社以上、「ASUENE ESG」は1万4千社以上の企業が利用しており、国内外で高い実績を誇ります。タイ進出は、アジアにおける製造業サプライチェーンの中心的な市場であるタイでの脱炭素化への取り組みを加速させる上で重要な一歩です。
タイ・ブリヂストンへの導入
タイ・ブリヂストンは、サプライヤーからの要請を受け、CO2排出量の見える化と削減を必要としていました。アスエネの「ASUENE」は製造業界での導入実績が豊富であることから、導入が決定しました。この取り組みは、サプライチェーン全体での脱炭素化に貢献するでしょう。
今後の展開
アスエネは、バンコク中心部に拠点を構え、タイにおける「ASUENE」と「ASUENE ESG」の提供を開始しました。営業やカスタマーサクセスなどの採用も強化し、タイでの事業拡大を図ります。
アスエネのサービス
アスエネは、「ASUENE」の他に、「ASUENE ESG」(ESG評価プラットフォーム)、「ASUENE CAREER」(GX・ESG人材特化型ダイレクトリクルーティングプラットフォーム)などのサービスを提供しています。これらのサービスは、企業の脱炭素化とESG経営の推進をサポートします。
「ASUENE」の主な特徴:
AI-OCRによる請求書スキャンでCO2排出量を簡単に可視化
SXコンサルティングの実績
GHGプロトコルに基づいた報告支援
製品別CFP機能
CO2クレジットオフセットやクリーン電力調達などのソリューション提供
ISO14064-3の第三者検証済
「ASUENE ESG」の主な特徴:
サプライチェーン企業のESG評価
ESG評価の工数削減
有価証券報告書の開示に対応したコンサルティング
アスエネは、これらのサービスを通じて、タイ企業の脱炭素経営を支援し、持続可能な社会の実現に貢献することを目指しています。
アスエネ会社概要
会社名: アスエネ株式会社
代表者: 西和田 浩平
資本金: 75億2,700万円(資本剰余金含む)
事業内容: CO2排出量見える化・削減・報告クラウドサービス「ASUENE」、ESG評価クラウドサービス「ASUENE ESG」、GX・ESG人材特化型ダイレクトリクルーティングプラットフォーム「アスエネキャリア」など
拠点: 日本、シンガポール、米国、フィリピン
アスエネは、タイ進出を機に、グローバルな脱炭素化への取り組みを更に加速させていくでしょう。