故村木敏雄氏がチョイスホテルズから生涯功労賞を受賞！

故村木敏雄氏がチョイスホテルズから生涯功労賞を受賞

チョイスホテルズインターナショナルは、2025年5月に故村木敏雄氏に生涯功労賞を授与することを発表しました。村木氏は三重県四日市市に「新四日市ホテル」を設立し、60年以上にわたってホテル業界に貢献してきました。彼の業績は地域のホスピタリティを支える重要な存在でした。

村木氏は2000年に株式会社日本チョイス（現・株式会社チョイスホテルズジャパン）を立ち上げ、その後2003年には世界的なホテルチェーンであるチョイスホテルズインターナショナルとフランチャイズ契約を結びました。これにより、「コンフォートホテル」を中心に全国規模でのホテル展開を実現し、現在では117軒のホテルを運営し、多大な成長を遂げています。

この生涯功労賞は、チョイスホテルズインターナショナルの歴史と成功を支えた背後の巨星への感謝を込めたものであり、特に村木氏の強力なリーダーシップと日本市場での卓越したパートナーシップに対する敬意が示されています。授賞式は、2025年5月にラスベガスで開催されるチョイスホテルズインターナショナルの第69回年次大会にて執り行われ、多くの参加者から祝福されました。授与を受ける際には、村木氏の長男である村木雄哉氏が代理として登壇し、父親の功績に敬意を表しました。

株式会社グリーンズの概要

株式会社グリーンズは、46ヵ国以上で7,500軒以上のホテルチェーンを展開しています。取り扱うブランドは、国際的に認知された「チョイスブランド」と、日本国内での長年の運営実績を基にした「オリジナルブランド」です。このような多様なブランドのシナジーを活かして、グローバルパートナーとの関係性を築くことができました。

グリーンズグループは、「TRY！NEXTJOURNEY～新たな旅に踏み出そう～」を経営ビジョンとして掲げ、未来のホスピタリティ業界に向けた新たな挑戦に取り組んでいます。また、2030年にはCSR（企業の社会的責任）を重視し、「環境にも人にも優しいホスピタリティあふれる企業」を目指しています。この取り組みの一環として、地域社会への貢献や環境活動に力を入れており、SDGsの達成にも寄与することを約束しています。

村木敏雄氏の軌跡

村木敏雄氏は1941年に三重県で生まれ、1962年に新四日市ホテルに入社しました。1970年には同社の代表取締役社長に就任し、2000年には株式会社日本チョイスを創立、代表取締役社長となります。2003年にはフランチャイズ契約を結び、「コンフォートホテル」ブランドを展開。2013年からは代表取締役会長、2018年に名誉会長に就任しました。

2024年には、82歳という生涯の中で、彼の築いた基盤の上に、多くの人々が恩恵を受け続けることでしょう。村木氏の業績とその影響は、今後も語り継がれ、次世代のホテル業界に影響を与え続けることでしょう。彼が創り上げたホスピタリティの精神は、色あせることなく、多くの人々に感動を与えています。