共働き夫婦の「感謝」
2024-08-05 10:57:33

共働き夫婦の“ありがとう”が減少する秘密とその対策とは

共働き夫婦の“ありがとう”が減少する秘密



最近、花王の柔軟剤「ハミング」が実施した調査によって、共働き夫婦の間で「ありがとう」が減少する時期が特定されました。それはなんと、結婚から3年目のタイミングです。この調査では、全国の300組の共働き夫婦を対象に行われた結果、多くの夫婦が日常生活の中での感謝の言葉を減少させていることが明らかになり、特に家事の中でも「洗濯」において感謝が不足していることがわかりました。

結婚3年目の壁


共働き夫婦の間で特に多くの人が感じているのが、結婚生活が3年を経過した頃に「ありがとう」が減少するという現象です。調査によれば、約68%の夫婦が3年目に“ありがとう”の発言が減ったと回答しており、これは「3年目の壁」として呼ばれる概念です。意外にも、結婚前は恋愛としての新鮮さがあったため、感謝の言葉が自然と出ていたものの、結婚後はロール(役割)としての見方が強くなることで、家事は「当たり前」とされがちになり、その結果として感謝の言葉が少なくなってしまうのです。

家事における感謝の欠如


調査結果の中で最も際立っていたのが、日常家事の中でも「洗濯」についての感謝の言葉が特に少ないことです。洗濯に対して「ありがとう」と伝える割合は26.3%に過ぎず、他の家事と比較するとかなり低い数字です。これに対して、料理や掃除はそれぞれ53.7%、51.0%と高い割合を示しており、洗濯が相対的に忘れ去られていることが浮き彫りになりました。

幸せを作る“ありがとう”のコミュニケーション


夫婦間で「ありがとう」が少なくなる理由は、互いに助け合うことが日常化してしまうからです。しかし、感謝の言葉を伝え合うことは互いの愛情や理解を深める重要な要素です。専門家によると、小さなことに気づいて感謝すること、特に日常生活における何気ない行動に対して「ありがとう」と伝えることが幸せを作る鍵であると言われています。共働きの進化が進む現代において、フィフティー・フィフティーの家事分担は自然な流れですが、それ以上に相手の努力を感謝したいものです。

具体的なアプローチ:感謝の言葉を意識的に交流する


共働き夫婦が感謝の言葉を活発に交流するためのプロジェクトが立ち上がりました。それが『共働き夫婦のおもいやり気づけてない問題』です。このプロジェクトでは、日常の家事における「ありがとう」を意識することの重要性が広められ、家事に関するあるあるを描いたWEB動画も公開される予定です。この取り組みを通じて、共働きの生活の中で感謝の言葉がより多く交わされる環境を目指しているそうです。

日常生活に感謝を


現代の共働き夫婦には、お互いの労をねぎらう心が求められます。家庭生活が日常化するにつれ、当たり前になってしまうことが多いですが、そんな時こそ感謝の気持ちを忘れずに持ち続けたいものです。家事が終わった後や特別な日ではなく、無意識に行われる行動に対して「ありがとう」と言うことから、関係性をさらに深めることができます。

花王の「ハミング」は、これからも共働き夫婦が日々の生活の中で幸せになれるよう、サポートを続けていくとともに「ありがとう」を意識的に伝え合う大切さを広めていくことを目指しています。


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会社情報

会社名
花王株式会社
住所
東京都中央区日本橋茅場町1-14-10
電話番号

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