カーボン削減の新提携
2025-06-05 10:40:37

Green Carbonと農林中央金庫が手を組んでカーボン削減へ!

Green Carbonと農林中央金庫の新たな提携で進化するカーボン削減



最近、Green Carbon株式会社(以下、グリーンカーボン)と農林中央金庫(以下、農林中金)が新たに業務提携を結んだ。この取り組みは、農業、酪農、畜産分野を中心に自然由来のカーボンクレジットを創出し、温室効果ガス(GHG)削減を目指すものである。両社はこの提携を通じて、カーボンニュートラル社会の実現に向けた取り組みを強化していく。

提携の背景と目的


グリーンカーボンは、豊かな自然を活用したカーボンクレジット創出事業に注力しており、特に東南アジアでのプロジェクト展開を進めている。森林保全や水田、マングローブ植林など、多岐にわたるプロジェクトを手掛けているが、国内では2023年度に水田プロジェクトにおいて日本最大級の規模でJ-クレジット認証を取得した実績がある。これにより、2024年以降も大規模な水田プロジェクトの拡大を計画しており、2025年度にはさらに規模を増やす予定である。

一方、農林中金は「持てるすべてを『いのち』に向けて。」を理念として掲げ、脱炭素社会の実現といった取り組みを進めてきた。この提携により、グリーンカーボンのノウハウと農林中金の豊富なネットワークを融合し、農業界でのGHG削減に結び付けることを目指す。

J-クレジット制度の活用


特に、家畜の排せつ物から得られるJ-クレジットの創出も重要な焦点となっている。この仕組みは、家畜の排せつ物の発酵管理方法を改善し、メタンや一酸化二窒素の排出を削減するものだ。強制発酵設備を導入することで、発酵にかかる時間を大幅に短縮し、効率的な排せつ物処理が可能となる。このような設定において、導入コストがネックとなっている現状をグリーンカーボンは克服するため、酪農分野でプロジェクト出資型スキームを導入し、農業者に金銭的負担を軽減しつつ、持続的な収益化を図ろうとしている。

今後の展開


提携を結んだ両社は、今後も国内外での農業由来クレジット販売の拡大に取り組み、関連業者との連携を強化していく。これにより、クレジット取得だけでなく、各事業者に対して持続可能な経済圏の構築を促進することを目指す。特に、日本国内での脱炭素社会に向けた動きが加速している中、今回の業務提携が一層効果を発揮することであろう。

まとめ


この提携は、もはや単なるビジネスの枠を超え、環境問題に真正面から取り組む姿勢を示すものである。グリーンカーボンと農林中金の連携が、持続可能な地球環境を実現するための新たな一歩となることに期待が寄せられている。今後の展開に目が離せない。

詳細な情報については、グリーンカーボンの公式サイトをご覧ください。


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会社情報

会社名
Green Carbon株式会社
住所
東京都港区赤坂5-2-33IsaI AKASAKA 607
電話番号
080-7307-8597

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