札幌PARCO50周年記念プログラムが豪華な特別企画を実施

札幌PARCO50周年記念で特別プログラム開催

札幌PARCOがこの秋に迎える開業50周年を祝して、注目のイベントが開催されます。北海道滝川市出身の著名なデザイナー兼彫刻家である五十嵐威暢氏の大規模企画展「A–Z Homage to Takenobu Igarashi」が、10月4日から札幌PARCOの7階SPACE7や館内客用階段などにて開催される予定です。展覧会の前日には、日本初のライブストリーミングスタジオ「DOMMUNE」とのコラボレーションによる特別プログラムが、札幌PARCOから生中継されることが決まり、文化の発信拠点として注目されています。

プログラムの内容

特別プログラムは、10月3日金曜日の夜に行われ、二部構成となっています。第一部では、五十嵐氏の功績に焦点を当てたトークセッションが行われ、アートやデザイン、オルタナティヴカルチャーについて、有識者たちが意見を交わします。出演者には、アートプロデューサーの羽田麻子氏をはじめ、広告デザインの専門家山岸正美氏、若手研究者鯉沼晴悠氏などが含まれており、彼らの視点から五十嵐氏の作品や影響力を探ります。

第二部は、札幌を代表するHIPHOPグループ「THA BLUE HERB」のメンバー、O.N.O氏とDJ DYE氏による音楽パフォーマンスが予定されており、視覚と聴覚を刺激する特別な一夜となります。これにより、札幌PARCO全体が芸術的な空間に生まれ変わり、観客は新たな感覚を体験することでしょう。

開催情報

このプログラムは、17:00から関係者内覧会が行われ、19:00から本イベントがスタートします。21:00からはDJイベントが行われるなど、多彩な内容が用意されています。さらに、DOMMUNEのYouTubeチャンネルや公式サイトを通じて、イベントの様子をリアルタイムで視聴することも可能です。これにより、会場に来られない方々もこの特別な瞬間を体験できるよう配慮されています。

五十嵐威暢について

五十嵐威暢氏は、1944年に北海道滝川市で生まれ、世界的なデザイナーおよび彫刻家として多くの作品を手がけました。UCLAでの学びを経て、日本国内外で数多くのプロダクトデザインやパブリックアートをプロデュースし、特に北海道に深い結びつきを持つ作家でした。彼のアルファベット彫刻やロゴデザインは日本のデザイン界に大きな影響を与え、多くの人々に愛されています。五十嵐氏の業績は、日本のアートシーンの重要な一環を担っており、彼の作品に敬意を表するこの企画展は、今後の文化発信の重要な一歩となるでしょう。

今後の展覧会について

企画展「A–Z Homage to Takenobu Igarashi」は、10月4日から11月10日まで開催され、札幌PARCOや大丸札幌店など複数の会場で五十嵐氏の著作を展示します。入場料金は7階SPACE7で500円、未就学児は無料です。この機会に五十嵐氏の芸術を身近で感じ、北海道の文化を再発見する絶好のチャンスです。ぜひ、多くの方々に訪れていただきたいイベントとなっています。