全国交流会の開催について
東京で、社会的養護経験者等が集まる「全国交流会」が開催されます。この取り組みでは、主に児童養護施設や里親家庭から独立し、その後の生活で様々な困難に直面している方々を対象にしたイベントです。社会的養護経験者は、支援を受けられずにいることが多く、そのため、多くの課題を抱えています。
本イベントの目的は?
今回の全国交流会は、社会的養護経験者やその支援者団体、そして関連機関とのネットワーク構築を目的としています。参加者が意見交換を行うことで、互いの経験や知見を共有し、より適切な支援の実現を目指します。困難な状況にある方々が少しでも生きやすい社会を築くために、資源を集結させるべく、このような機会が設けられることは非常に重要です。
交流会の概要
- - 日時:令和7年1月11日(土)、12日(日)、17日(金)
- - 場所:東京都内(詳しい住所はお申込み後にお知らせ)
- - 参加形式:現地参加およびオンライン参加(各日程により定員あり)
プログラムの詳細
14:00~18:00 交流タイム(参加対象者: 社会的養護経験者)
18:30~21:00 懇親会(オンライン併用)
10:45~17:30 グループタイム
19:00~21:00 活動報告会(オンライン併用)
19:00~21:00 活動報告会(オンライン併用)
参加者は、社会的養護のもとにいる18歳以上の方や、社会的養護を経験した18歳から40歳までの方々が対象です。また、支援団体や地方自治体の職員も参加できます。オンライン参加者は自由に顔出しや発言をする必要はなく、匿名性を保ちながら参加できる点も魅力的です。
参加の留意事項
参加希望者は、事務局に事前に相談し、必要に応じて心配事の解消を図ることが推奨されます。また、全国交流会の開催にあたっては、対面可またはオンライン形式を選択できるよう工夫されています。交流会中に気分が優れなくなる場合には、休憩スペースも用意されていますので安心です。
申し込み方法
参加をご希望の方は、以下のリンクからお申し込みください。申込人数には限りがあるため、早めの手続きをお勧めします。
申し込みフォーム
本事業は、こども家庭庁の国庫補助事業の一環として実施されており、関係者全体で支援ネットワークを広げていくことを目指しています。
社会的養護経験者の方々が孤独を感じないよう、また、彼らが抱える課題が周囲に見えやすくなるよう、このようなイベントが開催される意義は非常に大きいといえるでしょう。