屋久島とサウナ
2024-08-06 12:29:25

屋久島から発信!自然と共生するサウナの試み「JINEN株式会社」

屋久島から発信!自然と共生するサウナの試み「JINEN株式会社」



2024年7月5日、屋久島町に設立された「JINEN株式会社」は、地域の自然資本を大切にし、「人も地球もととのうサウナ」の開発を通じて持続可能な観光業の確立を目指しています。この取り組みは、GOB Incubation Partners株式会社からの創業出資を受けたもので、代表取締役の波崎大知氏は、屋久島の森と水を活用した新たな可能性を追求しています。

地域資源を生かしたサウナ体験



JINENが提供するサウナは、屋久島特有の素材を活かした「小さな地球」をテーマに設定されており、心身ともに自然と調和する体験を提供します。使用するのは、屋久島の超軟水や地元の草木を用いたロウリュ水。これにより、利用者はサウナを通じて屋久島の自然と深く結びつくことができるのです。

また、サウナ運営のみならず、地域の自然や文化を再生するフィールドワーク型のプログラムが2024年8月からスタート予定。このプログラムは、参加者が地元の自然や文化に親しむ機会を提供し、持続可能な観光業への理解を深めることを目的としています。

創業の背景と未来へのビジョン



波崎大知氏は、GOBの客員起業家制度を通じて自己の起業の道を切り拓いてきました。この制度は、企業が起業家を迎え入れ、社内で事業を立ち上げることを可能にするもので、波崎氏はこの枠組みを活用してJINENの構想を実現させています。最近、観光におけるオーバーツーリズムの問題が浮き彫りになっている中、JINENは、地域の自然や文化を「消費」するのではなく、「再生」する方向へと舵を切っています。

JINENが目指すのは、単なる利益の追求ではなく、社会への貢献と持続可能性の向上です。波崎氏は、「自然と人の繋がり」を重視し、人々が地球環境を意識しながら生きていくことの重要性を強調しています。「自然を生きる」という理念のもと、JINENは地域の資源を再生可能な形で活用し、未来を見据えた観光業の在り方を模索しているのです。

JINENの挑戦と社会への影響



JINENの経営理念は、サステナビリティを重視した観光業の確立です。地域資源を無駄なく利用し、自然を保全しながら多くの人々にその魅力を伝えることに努めています。また、地域の文化や歴史を守りながら新しい価値を生み出すことで、地元住民の生活の質も向上させようとしています

JINENは、ただの観光施設を超えて、屋久島を訪れる人々に感動を与える存在となり、地域全体の発展に寄与する役割を果たすことを目指しています。その実現には、地域住民や関係者の協力が欠かせません。

JINENが示す新しい観光の形は、他の地域へも波及する可能性を秘めています。観光業において、自然環境の保護と経済活動の両立をはかるこの取組みは、他の地域や企業にとっても参考となるでしょう。今後、JINENがどのように成長し、地域社会に影響を与えていくのか、注目が集まります。

まとめ



JINEN株式会社の試みは、単なる観光業の枠を越え、地域と自然との再生可能な関係を築くことを目指しています。「人も地球もととのう」という理念は、多くの人々に持続可能な生活様式を考えるきっかけを与えるでしょう。屋久島から始まったこの挑戦が、地域の未来をどのように変えていくのか、期待が高まります。


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会社情報

会社名
GOB Incubation Partners株式会社
住所
東京都渋谷区初台2丁目14−9木田ビル201号
電話番号

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