クオンタムとArenaの提携
2025-05-19 16:51:32

クオンタムソリューションズがArena社と資金提携へ向けて協議開始

クオンタムソリューションズ、Arena社との資本提携を探る



2025年5月19日、クオンタムソリューションズ株式会社(東証コード 2338)が、世界的なオルタナティブ投資機関であるArena Business Solutions Global SPC II Ltd.(以下、Arena社)との資本提携に向けた協議を開始すると発表しました。最大5,000万米ドル(約71.5億円)の出資を視野に入れた基本合意書(MOU)を締結するためのプロセスが始まります。

この合意は、クオンタムソリューションズの「AI×ゲーム」戦略を支えるための重要なファンディングを確保するものであり、来たる2025年以降の成長期を見越した戦略的な布石となるものです。

AIとIPで新たなエンタメ市場へ


クオンタムソリューションズの成長戦略は「AIゲーム」「IPゲーム」「Web 3インタラクション体験」を中核としており、これを実現するためのエンジンを形成する努力が続けられています。具体的には、クオンタムソリューションズは名高いAI科学者である戴勃(Dai Bo)氏をチーフサイエンティストとして招聘し、AIゲームの基盤技術やバーチャルキャラクターの開発、そしてAIを活用したUXの革新を進めています。さらに、次世代ゲームの開発においても、深層AI対話機能を備えた新しいプロダクトを作り出す計画があります。

また、複数の有力なIPホルダーとのライセンス提携も積極的に視野に入れており、新たなIPラインナップの拡充に向けた動きも注目されています。

中長期的な成長を見据えた資金調達


この出資は「戦略的リザーブ」として位置付けられ、クオンタムソリューションズの成長に必要なさまざまな取り組みに対する資金供給の役割を果たします。具体的には、AIゲームの基盤技術やコンテンツ開発、国際的な人材の確保、グローバルIPライセンス契約のコスト、さらにはWeb3技術の導入・最適化に向けた資金として活用される予定です。

未来への展望


現在、クオンタムソリューションズはArena社との具体的な出資スキームを協議中であり、その内容は進行中ですが、何より自社のAIエンタメ戦略が市場から支持を受けていることを代表取締役のFrancis B. Zhou氏は強調しています。

「我々が目指すのは、ゲーム体験そのものを再定義することです。Arena社との本合意は、私たちの技術、コンテンツ、資金の三位一体を活かし、新たな成長エンジンを作り出すための力強い一歩だと信じています」とZhou氏はコメントしています。

会社概要


クオンタムソリューションズ株式会社は、東京証券取引所スタンダード市場に上場しており(証券コード:2338)、AI、データセンター、次世代コンテンツ技術を用いた事業を展開しています。アジア地域を中心にAIゲームやWeb3エコシステムの構築を進めています。

Arena社は、グローバル資産運用グループであるArena Investors, LPの関連会社で、総額50億米ドルを超える多様な資産を運用しています。金融やエネルギー、テクノロジーなど幅広い分野での構造的投資を行っている同グループの支援が、クオンタムソリューションズの成長を一層加速させる成果を期待されています。


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会社情報

会社名
クオンタムソリューションズ株式会社
住所
東京都千代田区丸の内1-9-2グラントウキョウサウスタワー9階
電話番号
03-4579-4059

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