高校生ものづくり
2025-05-14 16:50:19

九電工、技巧を競う高校生ものづくりコンテストのデモを実施

九電工アカデミーで5月10日、工業高校の教員や生徒を対象にした『第25回高校生ものづくりコンテスト全国大会(電気工事部門)』のためのデモンストレーションが開催されました。この取り組みは、学校との連携強化や採用拡大、そして九電工の技能五輪選手の国際大会出場に向けたプロモーションを意図しています。実施は今年で10回目となります。このイベントには九州と沖縄から34校、約100名の教職員・生徒が参加し、技能五輪大会の出場選手5名が、実際の課題を基に作業手順と施工方法を披露しました。

当日の様子


イベントは、大いに盛り上がり、高校生たちは技能五輪選手による実演を興味津々で目にしました。各選手は、高い技術力を駆使して、与えられた課題を短時間で解決する様子が印象的でした。

今年度の課題


今年度の課題は『垂直パネルに競技規則に従い、施工図および施工条件を基にした配線工事』であり、選手たちは制限時間120分内での作成を求められました。実演を行った選手5名は、なんと10分前倒しで課題を完了し、その完成度の高さに参加者から大きな拍手が送られました。

参加教職員・生徒の声


参加した生徒や教員からは、辛口のコメントもあったものの、概ねポジティブな反応が寄せられました。たとえば、ある生徒は「課題のやり方に迷いがあったが、実演を見ることで理解が深まった」と述べており、別の生徒も「九電工技能五輪選手の実演を見て、プロの凄さを実感した」とのことです。

実演者たち


今回のデモを行った選手たちは、次のような逸材です。
  • - 大隈快人(おおくまかいと): 2022年入社、山口県立下関工科高等学校出身、佐賀県代表
  • - 荒木優斗(あらきゆうと): 2023年入社、長崎県立長崎工業高等学校出身、長崎県代表
  • - 原井真輝(はらいまさき): 2023年入社、広島市立広島工業高等学校出身、佐賀県代表
  • - 稲田遥稀(いなだはるき): 2024年入社、長崎県立長崎工業高等学校出身、長崎県代表
  • - 杉島実翔(すぎしまみくと): 2024年入社、福岡工業大学附属城東高等学校出身、福岡県代表

この5名は、2025年に愛知国際展示場で開催予定の第63回技能五輪全国大会にも出場します。彼らの成長が非常に楽しみですね。

高校生ものづくりコンテストとは


このコンテストは「高校生技能五輪」や「ものづくり甲子園」とも名付けられ、高校生が工業技術や技能を競い合う全国規模のイベントです。全国工業高等学校長協会が主催しており、工業教育の振興に寄与する活動の一環です。若い才能たちの成長を見守る機会として、今後もこのような活動が続くことを期待しています。


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会社情報

会社名
株式会社九電工
住所
福岡県福岡市南区那の川一丁目23番35号
電話番号
092-523-1691

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