築地まちづくり事業
2025-08-22 16:24:46

築地地区まちづくり事業、再生への基本計画が発表される

築地地区まちづくり事業基本計画の発表



2024年12月、東京都中央区に新たな姿で生まれ変わる築地地区。この地の再生を目指す「築地地区まちづくり事業」について、三井不動産を中心とするグループが基本計画を発表しました。今回は、築地の歴史や文化を継承しつつ、「水」と「緑」が共存する魅力的な都市空間を創出するという野心的なプロジェクトです。

基本計画のコンセプト


本計画では、自然と都市活動の融和を目指し、「ONE PARK×ONE TOWN」というテーマが掲げられています。その下、特に「ONE PARK」では整理された緑地と広場の整備に注力し、隅田川を挟んだ豊かな水辺での交流の場を創出します。この場所は、江戸時代から現代までの交易と交流の場としての役割を果たしてきた築地地域ならではの特性を生かしたものです。

一方で、もう一つの核となる「ONE TOWN」では、築地場外市場を起点に新橋や汐留地域などとも連携し、文化や食の新たな拠点を作り上げることを目指しています。ここでは、国際的な交流機能を強化し、ビジネス機会を創出することが期待されています。

デザインとモビリティ


特筆すべきは、基本計画に用いられているデザインモチーフです。かつての築地市場がその形状から扇を象徴していたことを生かし、「扇」が新たな景観デザインに取り入れられています。この象徴的な形状は、東京の新たな玄関口としての期待を寄せられています。

また、プロジェクトでは多様な移動手段の結節点としての「モビリティハブ」の形成も計画されています。地下鉄駅やタクシー、未来型交通機関である空飛ぶクルマといった様々な交通手段がここに集まることで、利用者のアクセスを容易にし、地域活性化を促進します。

情報発信と今後の展望


基本計画が発表されるのに合わせて、新しく開設された「築地まちづくり公式ウェブサイト」では、このプロジェクトに関する最新情報を積極的に発信する姿勢が見られます。東京都や中央区、その他の関係機関と連携し、広範囲な情報提供も行われることで、多くの市民に関心を持ってもらえるように努めるとのことです。

この計画により、築地はただの観光地としてだけではなく、地域住民や経済活動が調和し、共生する場所へと進化します。これから数年間でその姿が具体化していく様子は、多くの人々に期待と関心を呼び込むことでしょう。2030年代の開業を見据え、このプロジェクトがもたらす未来に今から目が離せません。


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会社情報

会社名
トヨタ不動産株式会社
住所
愛知県名古屋市中村区名駅4-7-1ミッドランドスクエア16F
電話番号
052-584-7111

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