高耐候性ポリエチレン管「プラントハイパーBK」の新サイズが登場
2024年10月23日、積水化学工業株式会社が高耐候性屋外用ポリエチレン管「プラントハイパーBK」の新しい口径、350mmおよび400mmを発売しました。この製品は耐震性と耐薬品性を備え、特に酸やアルカリに対して高い抵抗力を持つ優れた配管材として、工場や公共施設での使用が進んでいます。
プラントハイパーBKの特長
「プラントハイパーBK」は、耐震性を発揮する高性能耐震型ポリエチレン(PE100)で製造されており、これにより耐震性能を兼ね備えています。さらに、耐候性に優れたポリエチレンを使用しているため、屋外での配管も問題なく行えます。これにより、特に工場等での使用が増えており、大きな需要に応えた形です。
過去の課題を解決
工場では、配管を屋外に設置することでメンテナンスを容易にする動きが見られますが、従来の金属管は酸やアルカリに対する腐食の問題があり、樹脂管は紫外線による劣化を招くことがありました。それらの課題を踏まえ、「プラントハイパーBK」はこれらの問題を克服した配管材として、好評を得ています。この製品は、2015年の発売以来、数多くの現場で採用されてきました。
新サイズについての需要
これまでは口径25mmから300mmの範囲で提供されていましたが、ユーザーからの要望を受けて、待望の大口径350mmおよび400mmの追加が実現しました。これにより、幅広いニーズに応えることができるようになり、さらなる用途の拡大が期待されています。
未来の展望
積水化学は、今後も社会課題の解決に向けた製品開発を続けていく方針です。この新製品「プラントハイパーBK」は、耐候性、耐薬品性、耐震性の全てを持つ都合の良い配管材として、特に工場内の配管や公共施設の外構における排水管など、多岐にわたる分野での採用が予想されます。
新しいサイズの詳細については、
こちらのリンクからご確認いただけます。また、製品に関するお問い合わせは、積水化学工業株式会社の公式サイトをご覧ください。