Powder Keg Technologies、AI自動ペネトレーションテストデバイスでIncubate Campに選出！

Powder Keg Technologies、Incubate Camp 17thに選出

AI駆動の自動ペネトレーションテストデバイスを開発するPowder Keg Technologies株式会社（東京都）は、インキュベイト・ファンドが主催する「Incubate Camp 17th」に選出されました。これは、起業家や投資家が集まり、事業計画をブラッシュアップするための特別な2日間の合宿プログラムです。これまで250名以上の起業家が参加し、20社以上の企業がExitを実現した実績があります。

Incubate Campとは*

「Incubate Camp」は、国内で最大手のベンチャーキャピタルであるインキュベイト・ファンドが主催するイベントで、特にシードステージのスタートアップに特化しています。ここでは、起業家が業界の専門家や投資家と協力し、自身のビジネスモデルを改善し、資金調達の機会を見つけることができます。今年のキャンプは2024年の10月に開催される予定で、選ばれた参加起業家はそれぞれの事業プランを持参し、アイデアの拡充を目指します。

MUSHIKAGOについて

Powder Keg Technologiesが開発した「MUSHIKAGO」は、自動でペネトレーションテストを行う専用デバイスです。このデバイスは、企業のネットワークやシステムに接続するだけで、専門的な知識がなくても自動的にスキャンを行い、脆弱性や設定不備を検出します。以下はMUSHIKAGOの主な特徴です。

- ネットワーク探査：MUSHIKAGOは接続されたネットワーク内のデバイスを自動で探し出し、IPアドレスの疎通状況を可視化します。
- 侵入テストの自動化：独自のパスワードリストを使用してログインを試みたり、脆弱性を利用して侵入を試行します。成功した場合は、更なる認証情報の探査や権限昇格を行います。
- 自動レポート生成：テスト結果に関する詳細なレポートをPDFやCSV形式で自動生成します。
- 産業システム対応：一部の産業システムおよび専用プロトコルにも対応しており、特に工場などでの利用が期待されています。
- 簡単な導入：デバイスはすぐに使用できるようにハードウェアが提供されるため、複雑な環境構築が不要です。

今後の展望

「Incubate Camp」参加を通じて、Powder Keg Technologiesは事業計画の詳細化だけでなく、ネットワークを広げ、より多くの企業に「MUSHIKAGO」の価値を理解・導入してもらうことを目指します。また、セキュリティ分野での貢献をさらに強化し、企業の情報保護に寄与し続ける所存です。